老人施設へのピアノの導入について

区民の声の要旨

高齢者施設へのピアノ導入を提案します。ありすの杜では電子ピアノのみで、生演奏の魅力が十分に伝わりません。ピアノは脳の刺激もよく、演奏会以外の日も施設にいるお年寄り達も活用できると思います。ぜひピアノ導入をご検討ください。

区の対応・考え方の要旨

　ピアノの演奏は高齢者の皆様にとって非常に有益であり、脳の刺激や情緒の安定に寄与することが多くの研究で示されています。また、ボランティアの方々による演奏会は、施設の入居者にとって大変楽しみなイベントであり、心の豊かさを育む貴重な機会となっております。しかしながら、施設の運営には限られた予算があり、全ての施設にピアノを導入することは現実的には大変難しい状況です。電子ピアノは汎用性があるとともに、本物のピアノには及ばないものの、気軽に質の良い音を提供できる利点があると考えております。このため、電子ピアノを使用している施設も多くあります。
今後も、ボランティアの皆様のご協力をいただきながら、入居者の皆様に喜んでいただけるようなイベントを企画してまいります。区立の高齢者福祉施設でのピアノの導入については、今後の予算や寄付の状況を見ながら、引き続き検討してまいります。
　また、事例とされた、ありすの杜につきましては、区有地に立地してはおりますが、同施設は、区有地の貸付による民間の施設となります。そのため、物の購入等、事業運営に係ることについては、区の関与が制限される施設となっています。ただし、ご意見があった内容につきましては、施設に伝えてまいります。

担当課

保健福祉支援部高齢者支援課

ご意見をいただいた時期

2025年2月

健康・福祉-高齢者-高齢者施設（高齢者在宅サービスセンター・相談センター等）

関連分野

健康・福祉