精神障害者に対する公共交通機関の割引について

区民の声の要旨

精神障害者にも身体・知的障害者と同等の運賃割引制度が必要です。鉄道・バス・タクシー・航空機・フェリー等すべての公共交通機関で導入してください。精神障害者にも身体・知的障害者と同等の運賃割引制度を、社会参加の促進と福祉の公平性確保のため、制度整備を強く要望します。

区の対応・考え方の要旨

　精神障害者保健福祉手帳をお持ちの人に対する公共交通機関の割引制度につきましては、昨年から東京メトロや大手私鉄各社などが導入したほか、今年４月からはＪＲにおいて、身体障害者手帳や愛の手帳をお持ちの人と同様に、１級の人については介護者が付添いして利用する場合、介護者とともに５０パーセント割引となるなど、導入が進んでいます。
　精神障害者保健福祉手帳につきましても、昨年１２月から、手帳に旅客運賃割引区分が記載されたシールを添付した手帳が交付されるようになり、４月以降は割引区分が印字された手帳が交付される予定です。
　また、区独自に、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの人への移動手段の支援として、コミュニティバスの無料乗車券の配布や１級の人へのタクシー券の給付のほか、経済的な支援として１級の人へ心身障害者福祉手当の支給を実施しております。
　公共交通機関の運賃割引制度については、それぞれの機関で決定されており、区は決定に関与できませんが、区は引き続き精神障害のある方が地域で安心して生活できるよう、支援の充実に取り組んでまいります。

担当課

保健福祉支援部障害者福祉課

ご意見をいただいた時期

2025年2月

健康・福祉-障害者-障害者

関連分野

環境・まちづくり