新しいドッグラン付きの施設の設置と、利用の仕方について

区民の声の要旨

公園の一部に、ドッグラン併設の屋内施設を設置してほしいです。平時はトレーニングや譲渡会、災害時は避難所として活用し、利用者は「ワーキング・ドッグ・クラブ」のようなプログラムを受けた飼い主と愛犬に限定することで、マナーや安全性を確保できます。猫に関する学びの場も設け、ペット防災や共生の意識向上にもつながる施設を港区にぜひ実現してほしいです。

区の対応・考え方の要旨

公園へのドッグランの設置に当たっては、地域からのドッグラン設置要望を踏まえ、公園利用者の一般の利用が可能な公園面積を十分に確保する必要があります。さらに、近隣住民や公園利用者の理解を得た上で設置が可能となります。
ご要望いただいた公園、近隣の公園も含め、付近の区立公園では、ドッグラン併設の建築物を設置できるスペースの確保が困難であるため、都立公園での設置について、ご要望を東京都に伝えてまいります。
港区立公園内におけるドッグランの管理運営に当たっては、犬と飼い主の皆さんがマナーを守りながら楽しく過ごしていただくよう利用規約を設けております。また、毎年、保健所が実施する犬のしつけ方セミナーでは、子犬の時期に必要なしつけや老犬との暮らし方をテーマに取り上げ、犬の年齢に合わせた講習会を実施しています。さらに、犬同行型のしつけ教室や個別相談会等を、有栖川宮記念公園で年１回から２回、公園のドッグランで年10回程度開催しており、マナーの改善等に取り組んでおります。
今後、屋内のドッグランについては、大規模な開発事業の機会等を捉え、民間事業者に対して設置を誘導してまいります。

担当課

街づくり支援部土木課

ご意見をいただいた時期

2025年1月

環境・まちづくり-公園・児童遊園-建設・整備

関連分野

環境・まちづくり