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更新日:2025年8月28日
ページID:170702
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区の対応・考え方
目次
「AI リテラシー向上による港区職員の業務革新及びスマートフォン活用から始めるボトムアップ型DXの推進について
区民の声の要旨
提案の背景と目的
民間企業でAI活用が進む中、公官庁では制度的制約により導入が遅れており、AIリテラシー格差が懸念される。提案は、スマートフォンを活用し職員が個人レベルでAI理解を深めることで、組織的導入を待たずにデジタル行政の推進を支援することを目的としている。
本提案は、港区職員がスマートフォンを活用してAIツールに触れ、段階的な学習プログラムや成功事例の共有を通じてAIリテラシーを高めることを目的としています。これにより業務効率化や区政のデジタル化を促進し、将来的なAI導入を円滑に進める土台を築きます。港区が行政DXの先導役となることを期待しています。
区の対応・考え方の要旨
港区では、平成30年度を「港区AI元年」と位置付け、AI-OCRやAI議事録作成支援システムなどの業務効率化ツールの導入や、保育園入園選考のマッチングにAIを活用するなど、他の自治体に先駆けてAIの活用を推進してきました。
また、令和5年6月には、生成AIの利用方針を策定し、職員の生成AIの活用を推進するとともに、生成AIの推進部門であるデジタル改革担当では、様々な生成AIツールの情報収集を行い、特に業務効率化に資すると思われるAIツールやサービスを全庁で導入しています。
ツール等の導入と合わせて、職員のAIリテラシーを向上させることは、港区としても重要な取組の1つだと考えています。
デジタル改革担当では、職員がいつでも見られる職員ポータルサイト上において、生成AIに関するプロンプト集や有効な活用方法等を記載した通信を公開し、職員のAIリテラシー向上に努めてきました。
また、民間事業者とも連携し、生成AIに関する講義に加え、アイデアソンやハッカソン等の取組を行い、生成AIを業務に有効活用できるようなリーダー人材の育成にも取り組んでいます。
さらに、スマートフォンからでも視聴可能なe-learningツールを導入し、職員がAIをはじめとしたデジタル知識を習得できる環境を整備しています。
今後も、区民サービス向上や業務効率化を一層推進できるよう、民間事業者とも効果的に連携を図りながら、職員のAIリテラシー向上に全庁を挙げて取り組んでいきます。
担当課
企画経営部デジタル改革担当
ご意見をいただいた時期
2025年4月
関連分野
区政情報