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更新日:2025年8月28日
ページID:170655
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区の対応・考え方
目次
田町駅の歩行者導線について
区民の声の要旨
1.田町駅にかつてあった右側の大きな階段とエスカレーターを撤去しなければならなかった合理的理由及びこの撤去を考え実施させた人が誰なのか教えてください。
2.また、この階段を再設置しようとせず減らしたままにして不便にしてある合理的理由を教えてください。
3.ムスブへ向かう歩道橋がクランク型なって通りにくくなっていますが、この形にすることを考え、建設を実施させた人が誰なのか教えてください。
4.ムスブへ向かう歩道橋の歩道幅を考えこの幅で建設を実施させた人が誰なのか教えてください。
5.狭いクランク型の歩道橋を通過しなくても駅側からすぐに地上に降りられる広い階段を作り直そうとしない合理的理由を教えてください。
区の対応・考え方の要旨
JR田町駅東口では、増加する歩行者交通量に対応するため、民間開発事業者が東西自由通路(線路上空を跨ぐ通路)の拡幅工事を行っています。そこで、ムスブ田町側の既存の階段やエスカレーター、エレベーターなどは、東西自由通路の拡幅工事の工事ヤードを確保するため、代替となる階段をなぎさテラス前面付近に設置したのち、2023年11月までに撤去し、現在の状況となっております。
今後につきましては、東西自由通路の拡幅工事完了後、駅前広場の再整備(地上部)に併せて、ムスブ田町側に以前のようなエスカレーターや階段を再整備し、2028年度(令和10年度)に新しい駅前広場が完成する予定です。この時点では、田町駅東口の歩行者交通量に合わせた通路やエスカレーターの配置となり、ゆとりある歩行が可能になると考えております。
今回ご質問いただきましたことについて、下記のとおり回答いたします。
(質問1)階段とエスカレーター及び線路沿いの階段を撤去した理由、及びこれを考え実施させた人について
(回答1)拡幅工事は現地で橋げたを組み立てたのち、大型クレーンにより吊り上げ設置する計画です。そのため、組み立てるスペースや大型クレーンを設置するための作業ヤードを確保するため、ムスブ田町側のエスカレーターや階段を一時的に撤去しています。作業計画は民間開発事業者が発案し区は承認しています。
(質問2)階段を再設置せず減らしたままにして不便にしている理由について
(回答2)ムスブ田町側の階段及びエスカレーター撤去に先立ち、その代替としてムスブ田町側に仮設階段を設置するとともにエレベーターを移設しています。これまでムスブ田町側の代替施設(道路内の階段)や、なぎさテラスから田町駅東口交番に繋がるエスカレーターを通るルートのご利用など、歩行ルートをご案内する看板等を設置してまいりましたが、引き続き、歩行ルートの分散化にご協力いただきますよう区のホームページ等で周知してまいります。
(質問3)ムスブ田町へ向かう歩道橋をクランク型としている理由、及びこれを実施させた人について
(回答3)歩道橋(デッキ)を直線化した場合、デッキを支える橋脚(支柱)が地上の車道部となり車両の通行に支障となることから、橋脚の設置可能な位置を考慮するとデッキの線形がクランク形状となります。施設計画は民間事業者が発案し区は承認しています。
(質問4)ムスブ田町へ向かう歩道橋の歩道幅、及びこれを実施させた人について
(回答4)歩道橋(デッキ)の幅員は、ムスブ田町の開業に伴い増加する交通量に合わせ幅員を決定しています。民間開発事業者が交通量推計を行い必要な幅員を求め、区は承認しています。
(質問5)狭いクランク型の歩道橋を通過せず駅側から地上に降りられる広い階段を作り直そうとしない理由について
(回答5)回答1のとおり作業ヤードを確保するため現時点での再整備は困難ですが、東西自由通路の拡幅工事完了後、階段、エスカレーターを再整備する予定です。
工事期間中はご不便をお掛けいたしますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
担当課
街づくり支援部開発指導課
ご意見をいただいた時期
2025年4月
関連分野
環境・まちづくり