田町駅東口の動線に関して

区民の声の要旨

ポール設置により通行がさらに困難になり、芝浦側から駅改札へ向かう際に対向者と何度も交差しなければならず危険です。意味のないポール設置よりも、JRと連携して動線を再検討し、エスカレーターの向きを逆にするなどの対策を求めます。実際に混雑時の現場を確認し、実情に即した動線改善を強く要望します。

区の対応・考え方の要旨

ＪＲ田町駅東口では、ムスブ田町の開発事業者が、東西自由通路（線路上空を跨ぐ通路）の拡幅工事を行っており、拡幅工事の完了後、駅前広場の再整備（地上部）に併せて、ムスブ田町側にエスカレーターや階段を再整備し、２０２８年度（令和１０年度）に新しい駅前広場が完成する予定です。
　当該開発事業者は、歩行者流動の検証を踏まえた対策として、歩行者相互の交錯がより低減されるよう、エスカレーターを現状の運用とした上で、交錯が発生しにくいように方面別歩行ルートの路面標示の改修や、歩行者相互の動線を分離するためのポストコーン設置（赤色のポール）を実施しました。対策工事後は、朝の歩行者交通量が多い時間帯において、多くの利用者の方々には標示したルートを守っていただけているものと認識しております。
また、対策工事後は、元々通行されていたルートと比べ、駅改札までの距離が少し長くなったことでご不便をおかけしておりますが、安全性の確保も含めて対策を実施したものですのでご理解いただければ幸いです。
田町駅東口では、駅へ向かう利用者が、品川（芝浦）方面の改札、東京方面の改札、田町駅西口へ直進するルートに向かうことが想定されるため、改札前付近において歩行者相互が譲り合って各方面へご通行いただければと考えております。なお、田町駅の改札口の入場・出場については、過去にJR東日本にご相談させていただきましたが、駅構内の流動も踏まえて設定されており、変更しない旨を確認しております。
また、エスカレーターの上下方向の変更につきましては、地上部では下りのエスカレーター及び階段利用者と駅に向かう歩行者との交錯が発生し、デッキ部でも下りの階段利用者と駅に向かう歩行者との交錯が発生することから、課題があるものと認識しています。
東西自由通路と駅前広場の整備完了までご不便をおかけしますが、安全性の確保も含めて対策を実施したものですので、ご理解いただけますよう何卒よろしくお願いいたします。

担当課

芝浦港南地区総合支所まちづくり課
街づくり支援部街づくり推進担当

ご意見をいただいた時期

2025年8月

環境・まちづくり-交通

関連分野

環境・まちづくり