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12月3日から12月9日は、障害者週間です。障害者週間は、障害や障害者への理解を深めるとともに、障害者の社会参加を促進するために設けています。プログラムを通して皆さんと共に考え、楽しむ事業を開催します。当日は区内障害者施設による福祉売店で、パンやクッキー、小物雑貨等を販売します。
第42回 障害者週間記念事業ポスター原画
最優秀作品
手づくりの小物雑貨
手づくり菓子の販売もあります
どなたでも
12月2日(土曜)午後1時から午後4時
※福祉売店は正午から午後4時30分
男女平等参画センター リーブラホール(みなとパーク芝浦1階)
※来場の際は公共交通機関をご利用ください。
200人(会場先着順)
当日直接会場へ。
手話通訳・要約筆記あり。
(1)障害者に対して理解と功績の顕著な企業や団体および個人に、区長から感謝状を贈呈します。
(2)障害者週間記念事業ポスター原画入賞者を表彰します。
知的障害への理解
音楽を楽しむことを通じて、知的障害への理解を深めます。
森 公美子さん
港区、第42回障害者週間記念事業実行委員会、港区心身障害児・者団体連合会
社会福祉法人港区社会福祉協議会、港区民生委員・児童委員協議会
東海大学付属
高輪台高等学校・中等部ダンス部
芝浜小学校合唱団
コミュニケーションや感情をうまく発散することが難しい障害者を対象に、区内の障害者施設では、音楽セラピーを行っています。
歌うことができなくても楽器をならしたり、言葉はなくても体を動かして笑顔になったりすること等、それぞれの表現を大切にし、障害のある人もない人も共に楽しい時間を過ごすことを目的に実施しています。
心のバリアフリーを広く普及し、誰もが自分らしく暮らせる共生社会を実現するために、地域住民との交流の場となる「障害者週間記念事業」を開催する等、さまざまな取り組みを推進しています。
音楽の指導というより、みんながその時に感じていることを声や楽器で表現してもらい、一緒に楽しむ、というものです。森公美子さんのエネルギーを受け取って返しているのを見ていると、みんなにはまだたくさんのエネルギーがあって、返すことができるんだな、と感じました。これからもいいことだけでなく、嫌なことや悲しいことも含めて、その時に感じていることすべてを表現する時間を一緒に作っていきたいと思っています。
ダウン症のお子さんに歌を教えていたこともあり、以前から障害者の方だけでなく、ご家族も一緒に楽しめる場を作りたいと思っていました。ちょうど音楽大学の友人関係から声がかかったこともあり、今回、こちらに伺うことになりました。皆さんが音楽に触れて、声を出して反応してくださり、私もうれしくて涙が出そうになりました。こちらが「がんばらなくちゃ」と気負うと、皆さんの心が閉ざされてしまいますが、オープンハートにすると、ワーッと皆さんが寄ってくださるんです。その姿を見て、私、人生の勉強をしているのかな、と思えたりもしましたし、皆さんから元気をもらいました。これからも皆さんと一緒に歌っていきたいという、人生の目標のようなものができました。