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パラバドミントンは、東京2020パラリンピック競技大会で初めて、パラリンピックの正式競技となります。ルールは、オリンピックのバドミントンとほぼ同じです。選手はネットを挟んで向き合い、シャトルを打ち合います。21点マッチ方式の3ゲームを行い、2ゲームを先取した方が勝ちとなります。パラバドミントンでは「車いす」と「立位」の2カテゴリーがあり、それぞれ障害の程度によって複数のクラスに分かれてメダルを争います。
パラバドミントンならではの見どころが詰まっているのは、車いすシングルスです。コートの半面を使用するため、攻撃のテンポが速く、試合の流れも変わりやすいのが特徴です。車いすの挙動を生かした落下地点への素早く正確なチェアワーク、対戦相手との駆け引き等、高い技術力とメンタルの強さが求められます。シャトルを打つ瞬間に胴体の一部が車いすと接していなければならず、ネットとネットに近いサービスラインの間に落ちたシャトルはアウトになる等、独自のルールも適用されます。
バドミントンは19世紀半ばにイギリスで誕生し、世界各地に伝わりました。世界バドミントン連盟(BWF)の管轄のもとパラスポーツでも発展し、2年に1度の世界選手権をはじめ、日本を含む各地で国際大会が開かれています。日本代表候補選手たちはシングルス、ダブルスで世界ランキング上位に入る等活躍しており、メダル獲得が期待されています。今後も、国内外でパラバドミントンの大会が開かれます。ぜひご覧ください。
詳しくは、日本障がい者バドミントン連盟ホームページをご覧ください。
©2017 JPBF 車いす シングルス
©2017 JPBF 立位(上肢) ダブルス
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