更新日：2023年2月11日

区民の暮らしと区内産業を守り、まちに笑顔と元気があふれる港区を実現する予算

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が始まってから3年が経過しました。昨年は、ウクライナ情勢に伴うエネルギー価格や急激な物価高騰が区民生活に大きな影響を与える中、区は、感染症対策や区民生活や中小企業への支援に全力で取り組んでまいりました。地域ではお祭りなどの地域コミュニティ活動が再開し、区も4年ぶりとなる「みなと区民まつり」や、3年ぶりとなる「MINATOシティハーフマラソン」を開催し、まちのにぎわいが戻りつつあります。

4月にはこども基本法の施行やこども家庭庁の設置が予定されており、9月には関東大震災から100年になります。区は引き続き、妊娠から出産、高校生世代まできめ細かく切れ目のない子育て家庭への支援を充実し、区民や事業者と一体となって防災力を強化するとともに、生活や産業を支えるために、Withコロナ時代にふさわしい施策を展開し、港区の輝く未来を切り開いてまいります。

令和5年度予算は、コロナ禍の経験を踏まえた区民ニーズの変化を的確に捉え、あらゆる分野でまちの活力を生み出すとともに、区民が安心して暮らし続けることができるよう「区民の暮らしと区内産業を守り、まちに笑顔と元気があふれる港区を実現する予算」として編成しました。

まちのにぎわいを加速する施策や、区民の健康づくり、安全で快適に住み続けられるまちの実現、子育て支援やデジタル化を推進する施策などに積極的に取り組んでまいります。

令和5年度の一般会計予算は1,632億7,000万円となり、一般会計と3つの特別会計を合わせた全体の予算総額は、2,122億2,992万円となります。

本予算案は、2月13日（月曜）に開会予定の令和5年第1回港区議会定例会で審議されます。

この予算特集号では、予算編成方針に掲げた5つの重点施策である「物価高騰等から区民生活と区内産業を守り、まちのにぎわいを加速する施策」「コロナの経験を踏まえた区民の健康づくりやいきいきとした自分らしい暮らしを実現する施策」「区民が安全で快適に住み続けられるまちを実現する施策」「区民が安心して子どもを産み育て、子どもが健やかに過ごせるまちを実現する施策」「区民が便利に暮らすことができるデジタル化を推進する施策」を中心に、令和5年度予算案の概要をご説明します。

港区長