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更新日:2024年12月23日
区立中学に子どもが通っています。 中学校でのあまりに軍隊的な教育スタイルに大変驚いています。
① 例えば入学式の始まる前、在校の2、3 年生が起立と着席を繰り返し練習させられていました。 理由は衣擦れの音がしたからもう一度、ということで壇上から教師が怒鳴っていました。 横で見ていても、ザザッという音はするものの、密集した場所で同時に起立・着席をしたら当然発生するような音でした。 繰り返し意味の無い行動を大声で強制されるのは、子供の考える力を無くし、教師や教育への信頼感も失われるかと思います。また、体育の授業中でも、教師が「座れ」と言った時に規則通りの返答を大声で全員が発しないと再度立ってやり直しとなるそうです。
教師が威厳を振りかざすことでしか、子供を従わせる事が出来ないという教育の質の低下の表れでしょうか?
このような教育が令和の時代に適していると考えるのか、港区と教育委員会からの回答を希望します。
② 一部の教師は常に子供達に「おまえ」と呼びかけるようです。叱られている際ではなく、おまえらはあっちへ行け、おまえらは黙って並んでいろというように使われているそうです。 中学生への常習的な「おまえ」もしくは「おまえら」という呼称が教師として適切かどうかの回答を希望します。
上記2点について回答を求めます。どうぞ宜しくお願いします。
この度は、御心配をおかけしまして申し訳ございません。
教員の指導について、管理職からの聞き取りを行いましたので、以下のように回答いたします。
1 入学式前の生徒への指導について
担当教員は、入学式前の礼法指導において、大きな声で指導を行っていたとのことでした。校長は担当教員に対して時・場所・目的に応じた声量で礼法指導にあたるよう指導しました。
2 体育の指導について
御指摘いただいた、規則通りの返答を大声で全員が発しないと再度立ってやり直しという指導を行っている教員はおりませんでした。引き続き、教育委員会は、教員が生徒に対し高圧的な指導を行うことのないよう指導してまいります。
3 生徒を「おまえ」もしくは「おまえら」と呼ぶ教員について
一部の教員が生徒に対し「おまえ」もしくは「おまえら」と呼んでいたとのことでした。校長は当該教員に対し、教員としての立ち振る舞いを見直すことや人権感覚を磨くことを指導しました。
引き続き教育委員会では、子どもたちが安心して学校で過ごすことができるよう、教員の資質向上に努めてまいります。
教育委員会事務局学校教育部教育指導担当
2024年7月
子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-教育
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