イチョウ伐採について　

区民の声の要旨

白金正門前の大イチョウ伐採・伐根計画について、専門家の公開研究会での知見と提言を踏まえて質問します。
腐朽率を根拠としたイチョウ伐採に専門家から疑義があり、再検討を求めます。緑陰は猛暑下の貴重な資源であり、通学路の安全や景観保全の観点からも、伐採計画の根拠と過程を公開し、説明会の開催と丁寧な対話を強く要望します。

区の対応・考え方の要旨

1.　区では、老朽化や腐朽が進んだ街路樹による倒木・幹折れなどの問題を未然に防ぐため、「街路樹管理マニュアル」に基づいて樹木を管理し、安全で快適な交通の確保と良好な道路景観の形成に取り組んでおります。
　今後も同マニュアルに基づき、樹木医の診断結果に踏まえ、個々の樹木に対して適切な管理を行ってまいります。

2.　当該樹木の萌芽の更新につきましては、当該樹木の生育場所が、一部車道区域内にあることから、車両及び歩行者の安全を第一に対応を検討してまいります。

3.　道路内の交通に関する速度規制などについては、交通の管理者となる警視庁高輪警察署が所管となります。いただいたご意見の内容は、高輪警察署にお伝えいたしました。

4.　当該樹木は、区道上の区が管理する樹木のため、区道利用者の安全を確保する必要があります。樹木の撤去に当たっては、区のホームページで経緯や経過をお知らせするとともに、当該樹木にお知らせ看板を設置するなどの周知に努めながら、大学とも相談を重ねてまいりました。
　大学側も学生、卒業生及び大学関係者にも周知をしたいとの意向があり、大学のホームページで周知をしております。こうしたこれまでの経緯もあるため、改めて広聴会等を開く予定はありません。

担当課

高輪地区総合支所まちづくり課

ご意見をいただいた時期

2025年3月

環境・まちづくり-道路・橋りょう-維持管理・運営

関連分野

環境・まちづくり