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更新日:2025年6月6日
ページID:166614
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区の対応・考え方
目次
本村幼稚園に関する請願について
区民の声の要旨
港区教育委員会による本村幼稚園の休園決定は、人口回復前の性急な判断であり、地域の子育て環境に深刻な影響を及ぼします。休園措置の撤回、判断基準の猶予期間設置願を申し上げます。
複式学級導入や3歳児保育の再検討、柔軟な制度運用、広報強化を通じた休園回避を強く求めます。
区の対応・考え方の要旨
日頃から港区の教育行政に御理解と御協力をいただきありがとうございます。
教育委員会では、幼児教育には一定の集団規模が必要という考えの下、少人数が続く場合に恣意的な判断とならないよう、園児募集の停止に関わる基準を設けております。
現在は幼児人口の減少期にあり、その後増加に転じる推計はあるものの、人口に対する幼稚園への入園率は減少が続いていることから、今後も幼稚園への入園が大幅に増えることは想定し難い状況です。
こうした状況から、本村幼稚園の募集停止及び休園措置の撤回や猶予は考えておりませんが、麻布地区には本村幼稚園のほか区立幼稚園2園、私立幼稚園7園と多くの幼稚園が所在し、公私ともに定員に空きのある園もあることから、本村幼稚園が休園となった後も、地域の幼稚園需要を満たすことができると考えております。
本村幼稚園における3歳児保育につきましては、中央区での実施事例も参考に検討してまいりましたが、区立幼稚園しかない中央区と異なり本村幼稚園周辺には多くの私立幼稚園が所在し、3歳児人口や公私立幼稚園共に園児数が減少する中、定員割れの園も出ている状況下で私立幼稚園連合会との協議が整わず、文部科学省が推奨しないとする複式学級を設けてまで3歳児保育を行うことは適当でないとの判断に至りました。
区では、公私立幼稚園全体で幼稚園需要に応えていくこととしており、定員拡大等に当たっては、私立幼稚園連合会との協議が必要と考えております。
休園後の再開に関しましては、周辺人口や幼稚園需要の動向等を見極め、判断してまいります。
区立幼稚園の魅力のPRにつきましては、今年度から実施しているPR動画の活用や3歳児健診通知への幼稚園案内同封等の取組を継続するほか、出産・子育て応援メールでの未就園児の会の周知やInstagramでの発信など更なる効果的な方法を検討し、積極的な広報活動に取り組んでまいります。
引き続き、保護者・PTAの皆さまとコミュニケーションを取りながら、区立幼稚園の振興を図ってまいります。
御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
担当課
教育委員会事務局学校教育部学務課
ご意見をいただいた時期
2025年2月
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子育て・教育
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電話番号:03-3578-2050
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