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更新日:2012年3月30日

カラス対策について~カラス被害をなくすために~港区はこう考えます

カラスとはどんな鳥?

東京都にいるカラスは主にハシブトガラスとハシボソガラスです。都心では、森林型のハシブトガラスが多数を占めていますが、それは都心をジャングルに見立てて活動すると同時に夜は安全なねぐら(明治神宮、自然教育園)があるからです。
カラスは雑食性の鳥で、動物性・植物性問わずなんでも食べます。最近ではマヨネーズや脂身などの特にカロリーの高いものを好むことが観察されています。

写真:有栖川宮記念公園のカラス 写真:国立科学博物館附属自然教育園のカラス

カラスの巣立ち

カラスの巣立ちの実態は巣から周辺の枝へと生活範囲が拡大しただけなのです。そのなかで雛が路上落下し、親ガラスが雛を守るために人に恐い感じを与えています。こういったトラブルは特に5月から6月に集中しています。限られた時期なので、巣や落下した雛に近寄らないことで被害を防止することができます。

カラス被害をへらすには

都会にカラスが増えています。
その大きな原因としては栄養価の高い生ごみが豊富にあり、それをエサとするカラスの繁殖率が高まり、雛がたくさん巣立つためです。人間にとってはごみでもカラスにとってはおいしいごちそうなのです。カラスのエサを減らすことで個体数の抑制をはかる必要があります。
また、カラスの攻撃については限られた時期ですので、自分で身を守る方法を知っておくことも大切なことです。

ごみの出し方のルール・マナーを守りましょう

収集曜日・時間を守りましょう。
収集曜日を守らないごみ出しや、前日の夜からごみを出した場合に、早朝のカラス被害が多く見られます。ごみはきちんと分別して決められた曜日に出してください。
ふた付き容器でごみを出してください。
可能な限り、容器でのごみ出しをお願いします。
生ごみは外から見えないようにしてください。
水切りをしっかり行い、ポリバケツ等の容器でのごみ出しをお願いします。
集積所は地元の生活を写す鏡です。ルール・マナーを守り、散乱しない工夫をして清掃職員へ引き渡してください。

写真:集積所のカラス被害

ごみの減量化をはかりましょう

食品の無駄、食べ残しを減らせば、生ごみを減らすことが出来ます。

カラスやハトにえさを与えないようにしましょう

カラスやハトにえさを与えることでカラスやハトは人を恐れなくなります。人と野生動物の関係は一定の距離を保つことが必要です。

防鳥用ネットを配布しています!正しくご利用ください

集積所単位で、ネットを適正に管理していただける場合にお渡ししています。また、ネットの破損・汚損の場合も交換します。
ごみ袋はネットの中にしっかり入れ網の端は見えないようにしてください。

こんなときは注意

画像:こんなときは注意 画像:身を守るには

「ガッガッ」と短く鋭く鳴く時、小枝を落としたり電線などを突つくなどのしぐさをした時は、怒っているという合図です。そんなときは、つばの広い帽子や傘で頭を守ったり、壁ぎわを歩いたりするようにしましょう。

鳥獣保護法について(有害鳥獣駆除とは?)

カラスの捕獲や卵の採取を自由に行うことは出来ません。カラスの捕獲に関しては、『鳥獣保護及狩猟二関スル法律』の中に規定があります。
カラスは狩猟鳥ですが、狩猟は狩猟期間内(11月15日から2月15日まで)でしか出来ません。狩猟期間以外の捕獲は人に危害を与える可能性があるとき「有害鳥獣駆除」として都道府県知事から有害鳥獣駆除許可を受けることにより可能となります。

カラスによる危害発生の恐れがある場合等についての港区の対応

カラスによる危害発生の恐れがある場合、場所が区有地である場合は速やかに対応します。その他の公的な場所の場合は、管理者に対し対応を依頼します。また、場所ごとの対応窓口を明確にし、区民からの相談に備えます。
又、場所が私有地の場合は、土地の所有者・管理者に状況を伝え、対応をお願いします。この際に、有害鳥獣駆除が可能な業者に関する情報を提供します。

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