更新日：2023年11月21日

指定管理者制度について

内容

様々な施設を外部に委託していますが、同じ業者が続けて仕事を請け負う事に疑問を感じます。区の施設を利用する際に企業努力が感じられないと常々感じています。請負業者は一度仕事を取ればほぼ更新できる状態と見受けられます。これは民間では考えられないです。同じ業者が継続する事は馴れ合いとかの怠慢ではないでしょうか。プロポーザルとの事ですが、区としても参加業者を増やす努力をすべきだと思います。

区の対応・考え方

区は、適切な競争によるサービスの質の向上と安定的なサービスの実現を図るため、標準的な指定期間を5年とし原則公募により指定管理者候補者を選考しております。
一方で、平成18年度に指定管理者制度を導入して以降、導入施設が増加し、社会経済情勢も変化してきたことから、令和3年度に事業者や関係団体等にヒアリングを行っており、「指定管理者制度が多くの自治体で定着した現状では、多くの企業が応募する状況ではない」、「全国的に公募時期が集中する中で今担っている施設以外に公募に参加する余力がない」、「選考される見込みがあるか事前に検討した上で公募に参加する」などの実情が分かりました。
ヒアリングを踏まえ、区は、区と事業者がより連携・協働して質の高いサービスを安定的に提供していけるよう、制度運用を見直しております。
公募スケジュールについては、全国的に公募が集中する時期を避け、多くの事業者の参入と質の高い事業提案を促すため、公募開始時期を前倒しするとともに、募集期間も1か月半から3か月に変更したほか、事業者が早期に公募情報を把握して参入検討の時間を確保できるよう、公募予定施設を事前周知するなど、事業者が公募に参加しやすい環境整備に取り組んでおります。また、区と指定管理者が施設の現状や課題の共有を深めるとともに、質の高いサービスを安定的に提供していくため、施設の管理運営状況を項目ごとに点数化して客観的に評価する仕組みを導入しております。
今後も、区と指定管理者が連携・協働して区民サービスの向上を図ってまいります。

担当課

企画経営部連携協創担当

ご意見をいただいた時期

令和5年7月

関連分野

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