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社会保障の国際比較として、福祉国家モデルから紹介した。伝統的な二大モデルである、ビスマルクモデルとベヴァリッジモデルである。続いて、岡ゼミが行っている北欧社会福祉フィールドワークで学生と毎年訪問している北欧諸国の社会福祉の体験談を紹介した。日本とは決定的に異なる社会福祉事情について、学生の反応と合わせて語った。文化ギャップを感じるエピソードが多かった。
続いて、国際社会保障政策を展開するILO、EU、欧州評議会の事例をもとに簡潔に紹介した。国際機関に共通する部分として、国際社会保障法における基本原則について解説した。有名な判例も紹介した。内外人平等待遇の原則、権利保持の原則、一法律適用の原則(雇用国主義)、送金の原則を解説した。原則に準じた実際の運用の実例を紹介した。国家間を移動する人は多くの問題を抱えるが、欧州は長年の経験を活かして国際ルールを作って対応してきた。今後の日本が学ぶべき論点として紹介した。
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