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更新日:2015年11月3日
ページID:56374
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大正から昭和まで今も残る古い建物
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このパネルについて
作成年度:平成26年度
写真左上:昭和57年(1982年)頃:西町インターナショナルスクール
写真中央上:昭和57年(1982年)頃:松方ハウス
写真右上:昭和57年(1982年):安藤記念教会
写真左中:平成23年(2011年):西町インターナショナルスクール
写真中央中:平成23年(2011年):松方ハウス
写真右中:平成23年(2011年):安藤記念教会
写真下から2段目:平成26年(2014年):和朗フラット
写真一番下:平成26年(2014年):南部坂教会
このパネルに掲載されている古い写真については、小山浩氏提供。
麻布地区は、戦災や、その後の開発により、古い建物が失われている。麻布未来写真館では、現在まで残されている貴重な建物を訪れ、写真に収めている。その中から、西町インターナショナルスクール、安藤記念教会、和朗フラット、南部坂教会を取り上げた。
- 西町インターナショナルスクール
西町インターナショナルスクールの中心、松方ハウス(写真中)はアメリカ人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により大正10年(1921年)に松方正熊と妻美代子の私邸として建てられ、ここでこのスクールの創立者・松方種子や、駐日アメリカ大使ライシャワー夫人となる春子が育つ。その後、各国の公使館、大使館として使用された。昭和40年(1965年)からはスクールの教室および教職員室として活用された。東京都選定歴史的建築物であり、改修工事は行われたが、建物は昔のままである。 - 安藤記念教会
安藤太郎が駐ハワイ総領事時代に文子夫人とともにクリスチャンとなり、帰国後、大正6年(1917年)、自宅をふくめた全てを教会として献げた。後ろの青い三角屋根のところが大正12年(1923年)に開設された付属幼稚園。建物は今でも当時の姿をとどめている。昭和57年(1982年)には日本建築学会より大正・昭和戦前に建てられた貴重な二千棟のひとつに選ばれた。 - 和朗フラット
麻布台の裏路地の一角に、和朗フラット一号館・二号館・四号館が戦災を免れ、今も残る。古くからこの一角はスペイン村とも言われ、一帯はモダンな雰囲気を醸し出している。和朗とは「ここに縁ある人が和やかに朗らかに」過ごせるようにとの願いを込めてつけられたとの事。
竣工:昭和11年(1936年)頃
設計:上田文三郎木造アパート - 南部坂教会
有栖川宮記念公園の向かい側、南部坂に面して建つプロテスタント教会。大正7年(1918年)竣工の木造建物。改修工事が行われ、現在も現役で使用されている。窓や入り口の形にも特徴がある。
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