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更新日:2023年7月6日

更年期障害

どうしてなるの?更年期

この年代は、女性ホルモンのバランスの乱れが心身にさまざまな影響を表してくる時期です。
一方、更年期障害を起こしやすい時期は、働き盛りの時期であったり、子供の独立、パートナーの定年など、様々なライフイベントが生じ、それに伴い悩みも生じやすい時期です。体の急激な変化に加え、これらのストレスも更年期障害を発生させる大きな要因となっています。

更年期障害による主な不定愁訴

 

  • 頭痛
  • 動悸・息切れ
  • 不整脈
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 手足や腰の冷え
  • のぼせ・ほてり
  • 多汗
  • 尿失禁
  • イライラ
などがあります。

更年期障害のイメージ

 

更年期障害への対策

スポーツを楽しむイメージ 女性ホルモンを人工的に補うホルモン補充療法や漢方療法の他、憂うつ感や不安感に悩む場合は、向神経薬や専門家によるカウンセリングを受け、症状が改善する場合もあります。一般的な対処方法としては十分に睡眠をとり、趣味や娯楽、スポーツを楽しむ等、生活にリズムをもたせましょう。

趣味を楽しむイメージ

若くても更年期障害になることもある?

若い女性の更年期障害のイメージ 一般的に、閉経する周辺期の45歳から55歳に更年期障害がでるといわれていますが、最近は極端なダイエットが原因で、若い女性にも更年期の症状が見られる人が増えています。月経周期が乱れている等、気になる症状があるときは婦人科を受診しましょう。

 

 

 

あなたの更年期度は?

更年期の女性の体の変化を表にしました。当てはまる症状に点数をつけ、合計点で見てみましょう。

症状

症状の程度

点数

顔がほてる

強(10点)

中(6点)

弱(3点)

無(0点)

 

汗をかきやすい

強(10点)

中(6点)

弱(3点)

無(0点)

 

腰や手足が冷えやすい

強(14点)

中(9点)

弱(5点)

無(0点)

 

息切れ、動悸がする

強(12点)

中(8点)

弱(4点)

無(0点)

 

寝つきが悪い、眠りが浅い

強(14点)

中(9点)

弱(5点)

無(0点)

 

怒りやすく、イライラする

強(12点)

中(8点)

弱(4点)

無(0点)

 

くよくよしたり、ゆううつになる

強(7点)

中(5点)

弱(3点)

無(0点)

 

頭痛、めまい、吐き気が良くある

強(7点)

中(5点)

弱(3点)

無(0点)

 

疲れやすい

強(7点)

中(4点)

弱(2点)

無(0点)

 

肩こり、腰痛、手足の痛みがある

強(7点)

中(5点)

弱(3点)

無(0点)

 

合計点

 

 

 

 

 

※複数の症状がある項目は、いちばん強い症状に点をつけてください。
(出典:小山嵩夫「簡略更年期指数;SMI」)

合計点のチェック

  • 0から25点
    問題ありません。これまでの生活態度を続けていいでしょう。
  • 26から50点
    食事や運動などに注意を払い、日常生活でも無理をしないようにしましょう。
  • 51から65点
    医師の診察を受け、生活指導やカウンセリング、薬物療法を受けましょう。
  • 66から80点
    婦人科医による長期間(半年以上)の計画的な治療が必要です。
  • 81から100点
    心療内科などでの専門的な治療が必要な場合もあるので、婦人科医に相談しましょう。

更年期障害かな?と思ったら。

元気な女性のイメージ

 更年期だからといって自覚する症状をすべて更年期障害によるものだと決めてしまわないことも大切です。がんや生活習慣病が隠れている可能性もあるので、自覚症状に応じて、内科、外科、産婦人科、女性外来(注1)を受診してみましょう。

(注1)女性外来とは一般的に女性医師が科を限定せず担当します。保険外診療のこともあり、施設によってシステムが異なるため、受診しようと思う医療機関の状況をよく把握しておくことも必要です。

 

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