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区は、令和3年2月に策定した環境基本計画において、「2050年までに区内の温室効果ガスの排出実質ゼロ」を達成することを定めるとともに、令和3年3月にゼロカーボンシティの実現に向けて取り組むことを表明しました。
この目標を達成するため、区内で使用される電力の再生可能エネルギー割合100%を目指す再エネ普及促進プロジェクト「MINATO再エネ100」を掲げ、区内事業者や区民の再生可能エネルギー由来の電力への切替えを促進しており、区有施設においても、再生可能エネルギー100%電力を導入しています。
現在、日本で使用されている電力において約8割を占める火力発電は、燃料を燃やした熱で自ら蒸気をつくり、この蒸気で、発電機につながったタービンを回すことで発電しています。
しかし、石炭などの燃料を燃やす発電方法なので、その過程でCO2が発生してしまいます。一方で、太陽光発電や風力発電をはじめとする「再生可能エネルギー」による発電は、自然の力を利用するため、 CO2が発生しません。
2019年度に港区から約357万トンのCO2が排出されています。また、排出量をエネルギー源別に見てみると、「電気」の使用に伴う排出量が約7割と、最も多くなっていることがわかります。
こうした状況を踏まえ、区内のCO2排出量を削減していくためには、再生可能エネルギーで発電されたCO2を排出しない電力を導入することが重要です。
合計166施設に導入しています。詳細は以下のファイルをご覧ください。
再生可能エネルギー100%電力導入施設一覧(令和5年2月8日現在)(PDF:355KB)
全導入施設合計で約3千600万kWh(※1)
全導入施設合計で約1万t-CO2/年(※2)
新施設等についても、再生可能エネルギー100%電力の導入を進めていきます。なお、今後導入予定の施設は現時点で50施設です。
※1 再生可能エネルギー100%電力導入施設の令和3年度電気使用量の合計
※2 電気需給契約を東京電力エナジーパートナー株式会社の標準メニューから基礎排出係数が低い小売電気事業者の再生可能エネルギー100%電力メニューに切替えたことに伴う基礎排出係数改善によるCO2削減効果の合計
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お問い合わせ
所属課室:環境リサイクル支援部環境課地球温暖化対策担当
電話番号:03-3578-2472
ファックス番号:03-3578-2489