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北方領土とは、歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島、国後(くなしり)島および択捉(えとろふ)島からなる四島を指します。
これら四島は、日本の領土として国際的に明確になっているにもかかわらず、長年のロシアの不法占拠によって、今でも、北方領土問題は解決していません。
安政元(1855)年2月7日に「日露通好条約」が調印され、日本とロシアは、択捉島とウルップ島の間を国境とすることを確認し、北方領土が日本固有の領土として初めて国際的に明確にされました。
昭和56(1981)年1月に、政府は、北方領土問題に対する国民の関心と理解を深め、北方領土返還要求運動の盛り上がりを図るため、2月7日を「北方領土の日」とすると閣議で決定しました。
毎年この日は、全国的に北方領土問題に対する国民の関心と理解をさらに深めようとする北方領土返還要求運動が行われています。
毎年、2月と8月は「北方領土返還運動全国強調月間」であり、全国各地で講演会やパネル展、集会等さまざまな取組が行われています。
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