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更新日:2023年5月21日

使い捨てプラスチックについて

内容

使い捨てプラスチックで覆われた製品への課税を引き上げてください。
地球の未来が危機に瀕している今、使い捨てプラスチックのジレンマは、私にとってとても重要な問題です。私は個人的に、使い捨てプラスチックの危険性を広めています。また、ペットボトルを買ったり、プラスチックで覆われた製品を購入しないように心がけています。でも、日本では多くのものがプラスチックで包まれているので、とても難しいことです。もし特別税があれば、たくさんのお金が集まり、国のお金や借金の返済に役立てることができます。
使い捨てのプラスチックは、毎年、世界中で何百万もの動物や絶滅危惧種を脅かしており、この問題はますます大きくなっています。三匹当たり二匹の海洋生物がプラスチックを食べており、海に流れ込むプラスチックの89%は使い捨てのプラスチックです。(WWF調べ)プラスチックの生産には何卜ンもの石油が使われています。化石燃料は、世界の温室効果ガス排出の70%を占めています。(世界銀行調べ)ペットボトルだけでも、咳、疲労、頭痛、下痢、喘息、ベンゼンや大腸菌への暴露、心臓がんや乳がん、目、肺、胃、心臓、皮膚病、めまい、目や喉の炎症、内分泌撹乱物質、胃潰瘍の原因となります。(Flowater.com NI0SH-CDCによる)
また、プラスチックの生産量は2060年までに3倍になると言われています。(OECD調べ)お店がレジ袋を有料にしているのは知っていますが、それだけでは大きな変化にはなりません。使い捨てを禁止するのは無理があるかもしれませんが、それならせめて、使い捨てのプラスチックを使っている製品の税金を上げてください。そうすれば、日本は経済的にも持続的にも助かる。今が変革の時です。

区の対応・考え方

「使い捨てプラスチック」についてご提案いただき、ありがとうございます。
区は、2008年10月から全国に先駆けて容器包装以外のプラスチックを含めた全てのプラスチックを資源として回収し、リサイクルしています。回収したプラスチックは、新たなプラスチック製品やドライアイスなどに再製品化されています。このことにより、プラスチックを可燃ごみとして清掃工場で焼却し、熱回収を行うサーマルリサイクルと比べ、温室効果ガスの排出量を大幅に削減しています。また、2020年2月に定めた「港区役所『使い捨てプラスチック』削減方針」に基づき、区有施設に設置している自動販売機のペットボトル飲料を缶飲料に切り替えたり、イベントで利用していた使い捨てプラスチック容器をリユース食器や代替製品へ切り替え、こうした区の取組を積極的に発信しています。
区では、プラスチックごみの減量やリサイクルに係る生産者の責任は重いと認識しており、商品の製造販売やサービスの提供の段階におけるプラスチックの使用抑制、使い捨てを前提とした製品の生産や過剰包装の見直し、環境負荷の少ない素材への切り替え、分別やリサイクルに配慮した仕様への見直しなどについて、様々な機会を捉え国や業界団体に働きかけを行っています。今後も継続的に拡大生産者責任の強化、明確化を求めていきます。
税制度につきましては区で対応することはできませんので、頂いたご意見は関係機関へお伝えします。

担当課

環境リサイクル支援部みなとリサイクル清掃事務所ごみ減量・資源化推進係

ご意見をいただいた時期

令和5年3月

関連分野

暮らし・手続き-ごみ・リサイクル-その他

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所属課室:企画経営部区長室広聴担当

電話番号:03-3578-2050