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区の対応・考え方
元麻布保育園について
区民の声の要旨
元麻布保育園について、先日の週刊誌報道に加えて、法律事務所ホームページでも残業代未払いや園長先生のパワハラ問題に言及されており、子供を通わせている保護者として保育園の運営に強い不安を感じています。また、それに対する区のご対応も不十分と感じており、こちらにもご相談をお送りさせて頂きます。
今回の週刊誌報道以前より、昨年度末の多くの先生方のご退職をはじめ、色々と不安を感じておりましたが、今回の報道を受けて区にお問い合わせをさせて頂いたところ、区としても数年前より問題認識はあり、区の指導員の派遣、指定運営業者への指導等は行っているものの、抜本的な改善が無いのが現状との説明を受けました。また今回の報道を受けて、保護者への事情説明を行うよう区から運営業者に求めているとのことでしたが、報道から既に1週間以上経った今も何も保護者に対して説明はありません(保護者達からも保育園および区に対して説明を求め続けています)。指定管理園という形態であるとはいえ、区立保育園であるにも関わらず、区として問題を数年前から認識していながら、現在に至っているという状況は、区としての責任が果たせていないと思わざるを得ません。また、そのような問題のある園に、報道から1週間以上経った今も区からも指定管理者からも説明が何もないまま、大事な子供を安心して預けることは出来ません。
その為、転園も検討せざるをえず、転園についても区のご担当者にご相談させて頂きましたが、特別対応は一切できず、通常の転園手続きでしか対応できないと言われております。区立保育園として安心して子供を通わせる運営が出来ていないのは区の責任であり、それにより本来望まない転園を検討せざるを得ないにも関わらず(転園することでの環境が変わることによる子供への負担、慣らし保育等保護者への負担の双方は大きいです)、その転園も通常の対応でしか出来ないというのは、納得し難いです。空きのある保育園も限られている中、自己都合で転園を希望されるご家庭と一緒の枠組みで転園調整にかけられると、いつ転園が叶うかもわからない状況です。元麻布保育園に通っている家庭には何も非はないのに、なぜ我々がこのような状況を許容せざるを得ないのでしょうか。これだけ保護者が不安を抱えている現状においては、転園対応などについても区として責任を持って、しかるべき対応をご検討いただきたいです。預け控えをするにも限界があり、このような不安を抱えながらも日々子供を預けざるを得ない状況です。そして、こうやって1日1日、何もご説明すらないまま時間が過ぎていきますが、何か問題が起きてからでは遅いです。このような保育園にご自身のお子様を預けることができますか。早急なご対応を望んでおります。何卒よろしくお願い致します。
区の対応・考え方の要旨
この度は、元麻布保育園の運営に関し、ご心配をおかけしております。
区は指定管理者と共に5月23日(木)の夕方に保護者向けの説明会を開催いたしました。説明会では、保護者代表の方より事前質問いただいたご質問に対する回答を中心とし、その場での質疑応答にも対応させていただきました。
区は、専門的な知見を有する専門アドバイザーの派遣や区の子ども政策課子ども施設指導係の職員による巡回訪問などを行い、施設の設置責任者として、元麻布保育園の指定管理者に対して指導を行っております。
なお、元麻布保育園在園児の転園については、他園の児童と同様のスケジュールでの御案内をさせていただいております。
引き続き、保護者の皆さまが安心してお子さんをお預けいただけるよう、指定管理者を指導してまいります。
※令和6年6月14日に元麻布保育園の指定管理者に対して、令和7年3月31日をもって指定を取消す処分を実施しました。令和7年度以降の管理運営を行う新たな指定管理者を公募します。
担当課
麻布地区総合支所管理課
ご意見をいただいた時期
2024年5月
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子育て・教育
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お問い合わせ
所属課室:企画経営部区長室広聴担当
電話番号:03-3578-2050
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。