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区の対応・考え方
南麻布三丁目障害者グループホーム整備計画について
区民の声の要旨
港区長
2024年9月5日
南麻布三丁目障害者グループホーム等整備計画(素案)における不適切な情報提供および意見 収集(パブリックコメント)の在り方の改善を求める陳情書
【陳情書の主旨】
旧南麻布三丁目保育室の用地に、日中サービス支援型グループホーム及び障害者(児)居場所づくり事業活動を整備するにあたり、整備計画の素案をまとめ、その説明会が開催されることになった。しかし、広報みなと(8月1日号9頁、9月1日号11頁)には、グループホーム等整備計画と記載され、障害者(児)居場所づくり事業活動が明記されていないことから、対象者(放課後支援を必要とする障害児の親など)が整備計画があることを認識することは不可能であり、パブリックコメントを提出する機会を奪われる可能性がある。
【陳情書の理由】
担当課は、当日の説明会において、障害者(児)居場所づくり事業活動について説明するから大丈夫だと言い訳するが、周知されていなければ対象者が説明会に参加するはずもなく、誰のための整備計画であるのか、誰のための説明会であるのかをまったく理解していないことに驚かざるを得ない。自分たちの「政策発表会」の場であると勘違いしているのではないか。平成26年開設のグループホーム芝浦においては、プレス発表の後に、工事が着工し、一般障害者に対する周知活動はなかった。当事者の意見を聞かない中での工事着工であり、完成後に対象者の変更(重度重複障害者?軽度障害者)が行われたという計画性のないものであった。令和7年度完成予定のカナルサイド高浜のグループホームについては、平成29年に一般障害者に概略の説明があり(陳情者の要望)、平成31年に近隣住民への説明会は開催されたが、令和6年現在工事完成に向かっているが、対象者についてなどの具体的な説明会は一切ない。
【パブリックコメントについて】
陳情者は5月13日にも同様の陳情書を提出しており、パブリックコメントについては、適切な時期に、適切な情報提供をすべての障害者に対して行い、平等に意見収集を行うべきであると述べているが、まったく趣旨を理解していなかったことに驚かざるを得ない。やったふりなだけのパブリックコメントで、当事者抜きで整備計画を進めようとする担当課の姿勢には誠意は感じられない。自分たちの「政策発表会」であると勘違いしていると受け止めざるを得ない。少なくとも、整備計画の素案の概略(A3で3枚だという話である)は、対象者(障害者手帳所持者等)すべてに送付し、意見公募(パブリックコメント)を行うべきであると考える。
区の対応・考え方の要旨
この度は陳情書をいただき、ありがとうございます。
1 広報における周知表現について
区民説明会は、広く区民等を対象とするものの、特に日中サービス支援型グループホーム及び障害者(児)居場所づくり事業の対象となる区民にとってわかりにくい表現であったことはご指摘のとおりです。今後、広報等で情報発信する際には、より区民、利用者、対象者の目線でわかりやすい表現に努めます。
2 カナルサイド高浜グループホームについて
区は現在、(仮称)障害者グループホーム高浜について令和8年1月の開設に向けて、条例改正 指定管理者の公募等の手続きを進めています。今後は、令和7年11月頃の入居者募集説明会に向け、同年10月頃に説明会の案内をお知らせする予定です。また、募集期間中に見学会も開催する予定です。
入居対象者や定員等について区ホームページに公開するとともに、入居者の募集など区民、利用者、対象者にとって必要な情報については、総合支所のケースワーカーからお知らせするなど工夫して丁寧に周知してまいります。
3 パブリックコメントの情報提供について
区は、南麻布三丁目障害者グループホーム等整備計画(素案)及び概要版を令和6年9月4日にホームページで公表しております。対象者全てに郵送することは考えておりませんが、区ホームページやSNSによる発信、障害保健福祉センター等の区有施設や、区立小中学校の特別支援学級、特別支援学校でのチラシの配布などにより必要な方に情報が届くよう丁寧な周知に努めてまいります。
担当課
保健福祉支援部福祉施設整備担当
ご意見をいただいた時期
2024年9月
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健康・福祉
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電話番号:03-3578-2050
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