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区の対応・考え方
戦争について
区民の声の要旨
日本の戦争について、大人同士の対話や学生向けに情報提供をすべきだ。偏った教育になっていないか。
区の対応・考え方の要旨
区では、世界の恒久平和と核兵器の廃絶を広く訴えるため、昭和60年8月15日に「港区平和都市宣言」を行っています。これまで「港区平和都市宣言」の理念を基に様々な事業を実施してきました。
区民をはじめ多くの方が「平和」について考えるためには、「戦争」について学ばなければならないと考え、「平和を創り、守るために~今、戦争を考える~」と題し、日清・日露戦争から第二次世界大戦までの様子や背景、港区内の空襲の様子、さらには終戦から戦後復興までを紹介した冊子を作成しています。この冊子を歴史資料として関係機関や区民に配付するとともに、毎年、区立中学1年の全生徒に配付し活用いただいております。また、これまで第3集にわたり「戦争・戦災体験集」を発行し、戦争、戦災を体験された区民等からの貴重なお話を記録としてまとめてきました。この体験集には、都内の空襲に見舞われた記憶や国外の戦地での様子を、被害者、加害者としての視点に限らず、ご自身が体験された当時の様子や抱いた感情をお寄せいただいております。
さらに、本年7月から8月にかけては、戦争体験や被爆国としての記憶を風化させることなく未来へ語り継ぐため、また、国際情勢の今を広く区民に伝え、平和の大切さを改めて考える機会とし、「平和展」を開催しております。展示パネル等は、広島市、長崎市、沖縄市等から借用し、いずれも戦争や原爆の悲惨さを的確に伝えるものとなっております。今年度は、国連WFPから借用した食糧支援やウクライナ関係団体から借用したウクライナの現状など国際情勢についてのパネルを展示しています。
今後も、戦争を体験された方々の記憶を記録として後世に残すとともに、戦争の悲惨さや平和の大切さを区民に伝え、世界の恒久平和の実現に向け、さらに啓発を進めてまいります。
担当課
総務部人権・男女平等参画担当
ご意見をいただいた時期
2024年7月
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お問い合わせ
所属課室:企画経営部区長室広聴担当
電話番号:03-3578-2050
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。