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区の対応・考え方
港区のスポーツセンターでの事象について
区民の声の要旨
私は最近、●が港区のスポーツセンター内のジムにおいて、タトゥーがシャツから見えてしまったことで注意を受けた経験があります。タトゥーを隠さないといけないと言うルールは本当に必要なのでしょうか?特に外国人が多く住む港区だからこそ、今一度考えていただきたいと思います。日本全体がこのような方針を長いこと変えられずにいて、東京オリンピックの際に議論され、少しずつ緩和されてるのも存じております。タトゥー規制について緩和した渋谷区の銭湯や一部の民間のジムなども存在しますが、希少だと思います。こういった規制は、個人の自己表現を制限し、社会的な課題を引き起こす恐れがあると考えられます。タトゥーがある人=暴力団ではありません。タトゥーがある人が問題を起こしたりトラブルの原因を作りやすいと言うのは偏見ではないでしょうか?外国人の多くは文化的・宗教的にタトゥーを入れている方も多く、そう言う人は公共の場でタトゥーを見せてはいけないと言うのは差別的と感じます。港区は特に多くの海外から移住されたりお仕事の関係で在住されている方が多くいます。そういった方が心地よく日々を過ごし、住みやすく、健康にも配慮しながら過ごせるためにも、スポーツジムでの規制緩和を考えていただきたいです。
繰り返しますが、タトゥーは、多くの文化で個人のアイデンティティや表現の一部として認められています。また、世界的なトレンドとして、タトゥーは単なるファッションや流行ではなく、個々の背景や経験を反映する重要な手段として見なされています。日本でも最近の若い世代の方々はそういった理解があるのではないでしょうか?どう思われますか?
私は港区が、外国人住民を含め、全ての市民が公共施設を利用する機会を平等に持てるよう、タトゥーを持つ個人に対する対応を見直すことを提案したいと考えています。例えば、タトゥーを持つ利用者に対する教育や理解の向上を図る取り組み、または規則の改訂を検討することが今後の港区活性化にも有効であると考えます。
私の意見が、港区が多様性を尊重し、市民の多様なニーズに応えるよう努める一助となれば幸いです。今後の取り組みについて、積極的に検討していただけることを期待しています。東京都の中でも先駆的な存在になれるよう港区地政を応援したいと思っております。
この件についてのご検討、そして貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございます。
区の対応・考え方の要旨
日頃から、港区のスポーツ振興に御理解と御協力をいただき、ありがとうございます。
港区スポーツセンターでは、タトゥーを露出させたままではなく、上着の着用等の方法で覆ったうえで御利用いただいております。上着をお持ちでない場合、タトゥーを隠すことが可能な上着の無料貸出も行っております。
文化的・宗教的な理由、あるいはファッションとしてタトゥーをされている方が多くいることは十分に認識しておりますが、一方でタトゥーを見て威圧感や恐怖感を覚える方がいらっしゃいます。子どもから高齢者まで多世代の方が利用される公共の施設のため、上着の着用等の配慮いただいております。
何卒御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
担当課
教育委員会事務局教育推進部生涯学習スポーツ振興課
ご意見をいただいた時期
2024年7月
関連分野
観光・スポーツ・文化
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電話番号:03-3578-2050
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