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区の対応・考え方

乳がん検診を毎年実施できるようにしてほしい 

区民の声の要旨

毎年港区の無料がん検診を利用していますが、今年は乳がん検診が受診対象ではありませんでした。ほかのがん検診と同様に毎年受診できるようにしてほしいです。こどもや老人ではなく、働き盛りの大人に還元できる数少ない機会だと思うので検討よろしくお願いします。

区の対応・考え方の要旨

この度は、区の乳がん検診についてのご意見いただきありがとうございます。
自治体が住民に対し実施するがん検診については、様々な研究結果により、死亡率減少効果を示す相応な証拠である利益と検診に伴う合併症などの不利益を検討したうえで、利益が不利益を上回る検査方法や検診間隔などを国が指針として定めています。
乳がん検診については、国の指針で、以下の観点から検診間隔を2年に1回にすることが推奨されています。区もこの指針を遵守して乳がん検診を実施しています。
1.がんの成長速度
乳がんは多くの場合、比較的ゆっくりと成長するため、2年に1回検診を実施しても早期発見が可能とされています。また毎年受診する場合と2年に1回受診する場合で、統計的に死亡率減少効果は変わらないことが分かっています。
2.放射線被爆のリスク
乳がん検診で行うマンモグラフィ検査では少量の放射線を使用します。頻繁に検査を行うと放射線被爆のリスクが高まります。2年に1回受診することでこのリスクを最小限に抑えることができます。
3.過剰診断と受診者の負担軽減
頻繁に検査を行うと、過剰診断(治療を必要としない小さながんを発見してしまうこと)や不必要な精密検査を増加させる可能性があります。これにより、受診者に精神的負担や身体的負担、経済的負担を生じさせることにつながります。
がん検診は、死亡率減少効果が科学的に認められた検診を継続して受診していただき、精密検査を要するとされた場合には速やかに精密検査を受診していただくことで、早期発見早期治療につながります。
何卒ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

担当課

みなと保健所健康推進課

ご意見をいただいた時期

2024年11月

健康・福祉-健康・医療-健康

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お問い合わせ

所属課室:企画経営部区長室広聴担当

電話番号:03-3578-2050