更新日：2024年2月11日

アフターコロナに向けて、にぎわいとやさしさに満ちた港区へ力強く踏み出す予算

コロナ禍が収束へと向かい、地域の恒例行事が再開され、訪日観光客数がコロナ前の水準を超える月もみられるなど、まちににぎわいが戻りつつあります。

一方で、国際的な原材料価格の上昇や輸入物価の上昇をきっかけとした食料品やエネルギー価格の高騰は、依然として区民生活や区内産業に大きな影響を与えています。

また、元日に発生した能登半島地震は甚大な被害をもたらし、突如として日常生活を一変させてしまう自然災害の恐ろしさと、日頃から災害に備えることの大切さを改めて実感することとなりました。

令和6年度予算は、長く続いたコロナ禍の影響から脱却し、次代を担う子どもたちや各世代の区民の皆さんが安心して幸せに暮らし続けることができるよう「アフターコロナに向けて、にぎわいとやさしさに満ちた港区へ力強く踏み出す予算」として編成しました。

区民生活と区内産業を支え「活力」をまちに呼び起こす施策、未来へ続く「強靭」なまちづくりを加速する施策、次代を担う「子ども」を地域全体で育む施策、社会課題を乗り越え「誰もが安心して住み続けられるまち」を実現する施策の4つを重点施策として掲げ、積極的に取り組んでまいります。

令和6年度の一般会計予算は1,845億9千万円となり、一般会計と3つの特別会計を合わせた全体の予算総額は、2,368億2,938万6千円となります。本予算案は、2月14日（水）に開会予定の令和6年第1回港区議会定例会で審議されます。

この予算特集号では、令和6年度予算案の内容を区民の皆さんの生活に身近なこととして知っていただけるよう、予算編成方針に掲げた4つの重点施策を中心にご説明します。

港区長