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更新日:2025年1月1日

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特集

明けましておめでとうございます

区長と語る 二十歳になった私たちが、港区とともにできること

明けましておめでとうございます

港区長

区民の皆様におかれましては、新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年6月の区長就任から約半年が経ち、区長として初めての新年を迎えました。

区政を担う責任の重さに改めて身の引き締まる思いであり、区民の様々な思いや声を真摯に受け止め、全身全霊を懸けて、皆様の期待にお応えする決意を新たにするところです。

私は、「やさしさが響きあい、世界とつながる都市・港区」を理想のまちとして掲げ、実現に向けて、様々な機会の中で皆様の声を伺ってまいりました。

区民の声がより反映される区政運営を目指して、皆さんと一緒に、新しいアイデアを生み出し、職員とともに着実に取組を推進してまいります。

港区は、世界中から多くの人の力が集まるまちです。多くの人が行き交い、多様な人が暮らす都心だからこそ、相互に理解しあい、新たなつながりを生む、やさしさと笑顔があふれる明るい未来を切り拓いていきます。

港区の人口は27万人に迫り、今後もあらゆる世代で増加する見込みです。多様化していく行政需要へ的確に対応し、区民の皆様の思いが叶えられる、意欲を持って新しい挑戦ができる、子どもたちの未来が明るくなる、生涯を通じて安心して住み続けられるまちとなるよう、今年も全力を尽くしてまいります。

新しい年が皆様にとって幸多き一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

区長と語る 二十歳になった私たちが、港区とともにできること

1月13日(月曜・祝日)に令和6年度「二十歳(はたち)のつどい」が開催されます。港区の「二十歳のつどい」は、その年度に20歳になる区民が実行委員となり、自分たちでテーマを決め、プロデュースする式典です。

令和6年度に20歳になるのは、中学3年後半から18歳までを新型コロナウイルス感染症流行によるさまざまな制約の中で過ごした世代です。皆さんが港区でどのような未来をつないでいくのか、「二十歳のつどい」実行委員から3人に参加していただき、港区民としての20歳の思いを清家区長と語ってもらいました。

清家区長

今日はお忙しい中ありがとうございます。令和6年度「二十歳のつどい」の実行委員として同世代のお祝いのために式典を企画してくださっていること、ありがたく思っています。皆さんの新しい視点を取り入れながら、これからの港区を共につくっていきたいと思っています。今日はお会いするのを、とても楽しみにしてまいりました。よろしくお願いします。

古長谷、近藤、倉科

よろしくお願いします。

古長谷 鷹念
(こながや たかね)さん
港区二十歳のつどい
実行委員長

近藤 千惺
(こんどう ちせ)さん
港区二十歳のつどい
実行委員会副委員長

倉科 世玲菜
(くらしな せれな)さん
港区二十歳のつどい
実行委員会企画担当

皆さんは20歳を迎えて率直にどんな感想をお持ちですか?

倉科

今日はお忙しい中ありがとうございます。令和6年度「二十歳のつどい」の実行委員として同世代のお祝いのために式典を企画してくださっていること、ありがたく思っています。皆さんの新しい視点を取り入れながら、これからの港区を共につくっていきたいと思っています。今日はお会いするのを、とても楽しみにしてまいりました。よろしくお願いします。

近藤

もう20歳になってしまったという焦りの方が強くて、自分が想像していた20歳よりも幼いと思っています。でも、どこかしらはちゃんと成長していると思うので、自分の理想だけではなく現実を受け止めて、大人として歩んでいけたらいいなと考えています。

古長谷

率直に20年早かったなと感じています。子どもの頃は、大人は遠く大きな存在でした。自分がその立場になったことをまだしっかりとは実感できていませんが、年齢に伴う責任等いろいろ生まれてきているので、新しいことにも挑戦していきたいと思っています。

清家区長

皆さんのおっしゃっていることはよく分かります。大人として社会に出るときには、意識も変わるし、責任も急に重くなるというところがありますよね。お話を聴いていると、皆さんそういう戸惑いの中で、いろいろなことを考え、感じている。それがすでに立派な20歳のご意見だと思います。自信を持って、これからの社会を率いてほしいと思います。

20歳の立場から、港区と自分たちで何ができると思いますか?

近藤

大学のグループ発表の際に、多くのメンバーは育ったまちとの関わりや学びが多くあり、住んでいる地域と密着して教育を受けてきたのに対し、私立校に通っていた私は、区との関わりが少なかったと実感しました。その気付きから、今回の「二十歳のつどい」の実行委員に立候補しました。これからも機会があればどんどん区の活動に参加して、少しでも区に貢献できたらいいなと考えています。

清家区長

うれしい言葉です。区立の学校は地域の人が支え、一緒に子どもたちを育てようとしてくれるので、たくさん関わりがあります。私立に通っている子どもたちも一緒に港区と関われるような取り組みを進めていきたいですし、皆さんにも一緒に協力していただければありがたいと思います。

古長谷

令和6年度の「二十歳のつどい」実行委員は12人で活動していますが、全員が、港区内での同世代の関わりが少ないと言っています。学校が私立だったり区立だったりで、中学校に行く時点で関わりが少なくなると感じています。同世代で話す機会が少ないので、例えば「二十歳のつどい」実行委員のような、団体活動を通じて交流を促進できる機会があればいいと思います。

清家区長

地域をどのようにしていくかは、これからを生きる皆さんが話し合い、つくっていくもので、こうした声をたくさん聴ける場をつくりたいと思いますし、その声が反映される仕組みもつくっていきたいと思っています。

区としてすでに始めている取り組みとしては、「子ども版広聴」があります。子どもの声を受けて、それを政策に反映させていく取り組みです。また、令和6年度から、小学生から高校生まで参加できる「みなと子ども会議」を始めています。「高校生世代の居場所づくり事業」も、高校生世代の声を聴きながら進めています。

当事者、各世代の声を聴きながら必要な場所、必要な政策をつくるのは本当に大事なことです。ぜひ、こうした取り組みに参加し、ご提案をいただけたらありがたいです。

倉科

若者の意見となると、社会に出たばかりなのに何が分かるんだ、と思われるかもしれません。ただ、同じ事象を見ても世代ごとに違う見方があり、20歳目線で見るとこういう風に見えているよということを、ちゃんと言っていくことに価値があると思っています。今回のように、区長とお話しする機会があれば、参加したり、自分が必要だと思うことを着実にやっていくことが、区にとっても日本にとってもいいことだと思っています。

清家区長

各世代で意見が違うこともあって、それぞれの視点で、区政やまちづくりに対して、考えを伝えてくださることに価値があると思います。意欲を持って新しい挑戦をしてくれることがありがたいですし、その気持ちを後押しできる区政でありたいと思っています。

20歳の皆さんが清家区長に聞いてみたいことをお聞かせください

近藤

若い世代が区民として区政に参加している実感を持つには、どういう意識を持てばいいですか。

清家区長

たくさん意見を言っても、それがきちんと形になっていくところが見えないと、実感が持てないだろうなと思います。言っても無駄だと思わず、意志を伝えて、それが形になるように「参加」していただくことが実感につながっていくのだと思います。

区の取り組みや地域の活動に若い世代の人たちに参加していただき、いざというときに動いていただくことが本当に重要です。防災訓練や地域のお祭りのお手伝いをしていただくのも非常にありがたいです。

港区で生まれ育った若い人たちが地域と関わって、つないでくれることが港区の未来となります。地域との関わりで経験して感じることを、これからも積極的に発信していただいて、それを一緒に進めていくことが、これからの港区をつくっていく上で重要なことなので、ぜひお願いしたいと思います。

「二十歳のつどい」実行委員会では毎年、テーマを決めています。
今年のテーマ、「Where there's a will, there's a way」(意志があれば道が開ける)に込めた思いをお話しください。
また、20歳の皆さんに向けて区長からメッセージをお願いします

古長谷

私たちの世代は、中学3年の3学期から高校の期間がずっとコロナ禍で、マスク着用や行動制限があり、文化祭や修学旅行がなくなったりと、自分たちではどうしようもできない問題がたくさんありました。今、世界各地で戦争やいろいろな問題が起きています。そこについては自分たちで解決することはなかなかできない。けれども、意志があったらしっかり道は開けるよ、というのを20歳に向けての思いとして込めました。

清家区長

令和6年度に20歳を迎える皆さん、本当におめでとうございます。今年の「二十歳のつどい」のテーマは「Where there's a will, there’s a way」です。同世代の実行委員がこの言葉に込めたメッセージを、区としても、皆さんに伝えていきたいと思います。その言葉の通り、皆さんそれぞれに希望を持って、これからの道を切り拓いていってください。どんどん新しい挑戦をしていただいて、これからの港区を一緒につくっていただくことを心から願っています。

今日はありがとうございました。

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