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更新日:2021年7月15日

麻布地区の地域情報紙(最新号)

 アートな麻布に魅せられて26 一の橋交差点に新ランドマーク MAXPLAN AZABU10(マックスプランあざぶじゅう)ビルが誕生

麻布十番駅4番出入口を振り返った麻布通り沿い、一の橋交差点に、空に向かってつんつんと外壁が伸びた、一際目立つビルが目に入ります。不連続な並び方を見れば、建物好きはピンとくる、そうです、建築界の大御所、隈研吾氏設計のビルです。2020年10月竣工のMAXPLAN AZABU10ビルのオーナーで建築家でもある中村鈴子さんにお話を伺いました。

ゆらぎのある「麻布十番プロジェクト」始動

中村さんは、築60年以上の老朽化したビルを先代から受け継ぎました。ビル新築を「麻布十番開発プロジェクト」と命名し、洗練された麻布十番の地にふさわしい、街のアイコンになるような個性的な建築を目指しました。設計・監理を隈研吾建築都市設計事務所に依頼。隈氏は言うまでもなく、新国立競技場、歌舞伎座をはじめ、港区でも高輪ゲートウェイ駅、東京ミッドタウンのサントリー美術館、根津美術館など名だたる建築物を設計した、日本を代表する建築家です。現場主義の隈氏は、「麻布十番の交差点に『ゆらぎ』のあるシンボルを建てましょう」と語りました。

ビル周辺は高速道路、階下に古川、さらに地下鉄、交差点に車や人が行き交う都心の密集地。常に物や人がゆらいでいる活気のある地であり、そこにふさわしい建物は、3D感のある厚みや高さの異なるパネルを組み合わせて表現することとなりました。これぞ、隈氏の真骨頂。

建物の外観は、一見木々が張り巡らされている印象ですが、使用したのはALCというコンクリート。AutoclavedLightweight aerated Concreteの略で「軽量気泡コンクリート」という素材です。重たいイメージのコンクリートですが、普通のコンクリートの、4分の1ほどの軽さです。外壁に使用した場合、建物そのものへの負担が軽減し、運搬や取り付け作業もスムーズというわけです。同時に耐火性、防火性にも優れているので、木材と比較してもより安全です。

隈氏の提案で、100mmと150mmの厚さの違うALC板を交互に並べ、互い違いに組み合わせると、普通のALC板を並べたものと全く違う表情が出ました。「高さや厚みの異なる様々なサイズのパネルを組み合わせることで、街の多様さとエネルギーを表現できたと思います」と中村さん。

緑あふれるスペースで楽しく仕事を

9階建ての1階はサラダ専門店がオープン、2階は個人が独立して仕事を行うことができるコ ワーキングスペース、3階は貸会議室となっていて、全館高速Wi-Fiも整備されています。テレワークが増える中、好立地にあり、使い勝手のよいレンタルスペースが誕生しています。パーテーションは渦巻き型のプランターに木々が植えられ、開放的な空間になっています。そして、天井はむき出しの空調機を敢えて見せることで、高さを強調しています。これらの内装も隈氏が担当。ダクトを隠さずに見せることがかっこいいという傾向は、大手の建設会社にも影響を与えています。

「今までは、きちんと並べられた詰め込み型のオフィスのレイアウトが効率よいと思われていましたが、その時代は終わりました。昨今のコロナの影響を見れば、一目瞭然。テレワークが主体となりつつあり、どこでも仕事ができる時代になっています。効率を上げるためには、曲線のあるレイアウトや楽しい雰囲気作りも重要な要素」。隈氏の主張に、中村さんも大きく頷いたと言います。緑がたくさん配置され、丸いプランターが並ぶスペースは、働く側にとっては楽しくさせてくれるのです。

最上階の9階は、今後飲食店がオープン予定です。夜になれば、東京タワー、六本木ヒルズ、そして高速道路の光の波がテラス席から望めます。是非、行ってみたいですね。中村さんが目指す「麻布十番という洗練された街中で、ジュエリーのように光り輝く小さなビルが、この街の不可欠な存在へ」の思いを、大いに期待したいと思います。

MAXPLAN AZABU10ビル
〒106-0045 東京都港区麻布十番4-1-1 電話/03-6435-4297
https://www.maxplan.jp(外部サイトへリンク)

●写真提供
株式会社マックスプラン
(取材・文/高柳由紀子)

 町のへえ~! 麻布にある『箪笥(たんす)』『材木』『三軒家』『我善坊(がぜんぼう)』『北新門前(きたしんもんぜん)』ってなーんだ?

麻布に来た時に、こんな経験をした方はいないでしょうか?

「住所は元麻布なのに掲示板が『宮村町』…?」「竹の湯の近くって言ったら『竹谷町』だねって。南麻布じゃないの?」などなど。また、歩いていると携帯の地図にはない町名を見ることも…。一体どちらが本当なのでしょうか?

かつて住所は町名と地番(土地の番号)で表示していましたが、年月が経つと土地の売買などで地番が無くなったり飛んだりして分かりにくくなり、郵便物や緊急車両が遅れるなど多くの支障が出ました。そのため昭和37(1962)年に「住居表示に関する法律」が交付され、麻布地区でも約50あった町名が現在の9つの名称に変更されました(除く麻布狸穴町・麻布永坂町)。麻布歴の長い方は既にお分かりだと思いますが、冒頭の麻布箪笥町(六本木)・麻布材木町(西麻布、六本木七丁目)・麻布三軒家町(元麻布)・麻布我善坊町(麻布台)・麻布北新門前町(東麻布)は麻布の旧町名です。

江戸・明治時代から続く旧町名は文学や落語にも多数登場します。旧町名の住所の表示がなくなって少し寂しいですが、今でも公園や交差点などに残っており、かつての町の表情を伝えてくれています。気になる町名の由来を調べたり歩いたりしてみると、もっと麻布の町を感じられるかもしれませんね。

そして旧町名を使った町会・自治会もたくさんあり、現在麻布地区には41の町会・自治会があります(2021年5月末時点)。その活動は私達が安心して暮らせるよう防犯・防災・交通安全・清掃から、子供から高齢者まで楽しめるお祭り・お花見・花火大会や餅つきなどの行事まで多岐に渡ります。また、麻布町会・自治会連合会では総合支所と各町会の活動状況を共有したり、コロナ状況下での感染対策を踏まえた防災ワークショップを開催するなど行政・町会間も連携しています。

近年災害が多発したり、コロナの影響で従来のコミュニケーションが取りづらくなっていますが、そんなときこそ町会は強い味方になります。「時間もないし活動は大変そう…」「興味はあるけど知り合いもいないし…」と思う方もいるかもしれませんが、回覧板や掲示板だけでなくSNSやホームページで情報発信を行ったり、zoomを活用している町会もあります。まずは気軽にのぞいてみるのはいかがでしょうか?

(取材・文/堀内明子)

旧町名の読み方・由来は総合支所ホームページ、旧町名由来一覧をご覧下さい

https://www.city.minato.tokyo.jp/azabuchikusei/kyuchimei01.html

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