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更新日:2020年3月19日

麻布地区の地域情報紙(最新号)

 アートな麻布に魅せられて23. ハンガリー文化センターが麻布十番に堂々オープン

2019年、オーストリア=ハンガリー二重帝国と日本が修好通商航海条約に調印して150周年を迎えました。駐日ハンガリー大使館は同年12月9日、これを記念して「ハンガリー文化センター」を麻布十番にオープン。大使館一等書記官のナジ・アニタさんが所長を務めています。出来立てホヤホヤの文化センターで、お話を伺いました。

大使館からも最寄り駅からも近い場所に

ハンガリー文化センターは、麻布十番の善福寺から、パティオのきみちゃん像へ続く、雑式通り沿いにあります。ガラス張りの外観はハンガリー国旗の赤白緑がモチーフとなり、開放感にあふれています。

大使館は港区三田2丁目にありますが、どうして麻布十番に開設されたのでしょう?

「文化センター開設にあたり、パラノビチ・ノルバート特命全権大使自ら、場所探しに熱心に取り組みました。麻布十番は外国人の居住者も多く、賑わいがあり、麻布十番駅から徒歩3分、大使館からも徒歩で通えるという条件が合い、こちらに決めました。」

開設の目的は魅力あふれるハンガリー文化を広めること

ヨーロッパの宝石箱と称されるハンガリーの国土面積は約9万3000㎢、北海道ほどの大きさです。人口は約978万人(2018年国立統計局より)、首都のブダペストに約175万人が暮らします。驚くのは7カ国と国境を接していること。オーストリア、スロヴァキア、ウクライナ、ルーマニア、セルビア、クロアチア、スロヴェニア。まさに中央ヨーロッパと呼ぶに相応しい、様々な文化が混在する、魅力いっぱいの国です。

ハンガリー人のルーツは騎馬民族。アジアからヨーロッパまで牧草地を求めて移動を続けていた、という歴史があります。そのためアジア文化の流れも含んでいるのが、ハンガリー文化の特徴です。歴史的、芸術的、学術的な価値と魅力を広く周知し、日本の人々に親しんもらいたい、その目的に興味が湧いてきます。

ところで、ナジさんの日本語は正確で、とても流暢。どちらで学ばれたのでしょう?

「私が通っていたブダベスト近郊の小学校では、日本語の授業があったのです。当時、実験的にいろいろな授業を取り入れていて、その中に日本語の授業もありました。」

一同ビックリしましたが、現在もハンガリーではアニメ、マンガの影響を受けて、また、親日であるため日本語を学ぶ若い人が多いそうです。

今後はピアノを置いて、サロンコンサートを開催予定

取材に伺った日は、国立新美術館で3月16日まで開催されていた「ブダペスト展」によせて、「もっと知りたいブダペスト」のレクチャー開催日でした。

センターの外観同様に、会場に並べられた椅子は、赤白緑の国旗の三色。センスの良さが窺えます。

通常、文化センターホールはハンガリーの著名アーティストの作品や写真などが展示されています。また、ハンガリーを代表する建築家マコヴェッツ・イムレの主要作品(森林文化会館、村の家、聖ミハーイ教会、ハジュマティクム温泉)が最新のVR(仮想現実)の技術を使い、ヘッドセットを装着して見ることができます。

ナジさんに今後の予定を伺いました。

「ハンガリーはリスト、バルトークなど日本でも馴染みの深い、著名な音楽家が誕生した国です。ハンガリーのクラシック音楽の魅力を、日本の皆様にも是非知ってほしいので近々ピアノを置いて、サロンコンサートを開催していきます。」

これは楽しみです。お話を伺いながら、ハンガリーにとても親しみがわいてきました。多くの交流事業が企画・実施され、両国の関係が更に発展する契機となっていくことでしょう。なお、ハンガリー文化センターのイベント告知は、現在ホームページを準備中。大使がツイッターで発信していますので、要チェックです。

住所/港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階
電話/03-6459-4931(代)
開館時間/午前10時から午後5時(※最終入館時間午後4時45分)
休館日/土曜・日曜・祝日・ハンガリーの祝日・年末年始
入館料/無料
アクセス/東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」1番出口より徒歩3分
パラノビチ・ノルバート駐日ハンガリー大使公式Twitter/https://twitter.com/HUNBASSADOR(外部サイトへリンク)

(取材・文/高柳由紀子、堀切道子)

 地域社会のゆくえ25 ご存知ですか?麻布地区総合支所に女神が居いることを!

その名は『縄文の女神』。

麻布地区総合支所の正面入口から見える中庭の壁画、『武蔵野図』(ザ・AZABUNo.46“アートな麻布に魅せられて”で紹介)を背景に、はるか約4,500年前の縄文中期の文化を伝えるために時空を越えて静かに佇んでいる、淡い赤褐色の土で作られた八頭身の像。麻布と山形県最上郡舟形町との友好の証しとして舟形町から寄贈された国宝土偶のレプリカです。

国宝土偶の『縄文の女神』

思わず見とれてしまう程、他の土偶とは全く違う均整の取れた美しい体の線、頭には髪型か被かぶり物か不思議な形が印象的なこの像は、平成4(1992)年8月に山形県最上郡舟形町「西ノ前遺跡」から出土した縄文中期の作とみられ、5片に分かれていたものが6mの範囲から3日間ですべて出土し、現存する日本最大の土偶と言われています。「土偶造形のひとつの到達点を示す優品として代表的な資料であり学術的価値が極めて高い」とのことから平成24(2012)年9月6日、国宝に指定されました。ほかに国宝指定された土偶は長野県茅野市「棚畑遺跡」の「縄文のビーナス」と同市「中ッ原遺跡」の「仮面の女神」等4種類あり、ユニークな線や表情で想像が掻き立てられます。

「縄文の女神」は舟形町歴史民俗資料館にレプリカが常時展示されています。西ノ前遺跡公園「女神の郷」に立てられた高さ2.25m(実物の5倍)の像は見る人を感動させることでしょう。本物は山形県立博物館に収蔵されています。

縄文時代と土偶とは?

縄文時代はAMS法(*1)によると旧石器時代が終わる今から約16,000年前から約2,800年前の約13,200年間もの長きにわたり日本列島全体に続きました。大陸から農耕が伝わり弥生時代に変化していくまで、日本人のルーツと言われている縄文人が作り出した文化・文明の産物が縄文土器と土偶です。

遊動型の生活から定住型に変わり竪穴式住居が普及し“ムラ”を作り、その外側には動植物の自然の恵みを生かした食料庫となる“ハラ”が存在。黒曜石を細工した矢じりを使い猟犬を伴って狩りをし、豊富な木の実を集め貯蔵し、川や海辺では魚や貝類をとって食料にしていました。麻布の近くには西久保八幡貝塚と伊皿子貝塚があり、当時の生活や地形を伝えてくれています。丸木舟で海を渡り島々と物資のやり取りもありネットワークが構築されていたようで、天変地異も起きず自然と調和が取れ、争いがなくお互いを大切に思い助け合いながら秩序ある相互扶助、共存の社会であったようです。

目的は不明ですが人や動物の形に作られた素焼が土偶です。

さらに驚くことに、日本固有文字とされる「ヲシテ文字」(48文字)が使われ長大な文献も発見され、この特徴ある文化、「縄文」と「土偶」は国際的な言葉として“JOMON”“DOGU”と表現されています。

*1 AMS法(放射性炭素年代測定)
核実験がされていない1950年を起点として生物圏内の炭素14の数から測定する方法

「縄文の女神と若鮎の里」舟形町

舟形町は山形県の東北部で最上郡の南端にあり、大部分が山に囲まれた総面積119.04㎢の町。町章は舟を図案化したもので、シンボルカラーは水色です。

特産品は一級河川最上小国川に生息する鮎で“川鮎の女王「松原鮎」”が獲れ、山ぶどうや、通常のマッシュルームの約10倍の大きさのジャンボマッシュルームも有名です。雪深く豊かな自然に恵まれた舟形町には「美肌の湯」と評判の「舟形若あゆ温泉」、高さ6mの2段からなる「荒沢の滝」、絶滅危惧種のハッチョウトンボ等が生息する「手倉森湿原」等があり、樹齢800年以上とされる幹周り7mもの「親杉」は県の天然記念物に指定されています。さらに驚いたことには「ハマグリ沼」と呼ばれるハマグリの化石が採とれる一帯があり、海だったという説も。また江戸時代、松尾芭蕉が訪れ、猿羽根山峠から眺め最上川の風情を「風の香も南に近し最上川」と詠んだ句碑も建てられています。

国宝「縄文の女神」や神秘的で雄大な自然等、麻布では味わえない魅力に浸ることができそうです。

東麻布商店会と地域の人たちの熱い思いが実を結ぶ~麻布と舟形町

  • 「故郷舟形町の良さを知ってもらいたい」という一人の願いが港区教育委員会と舟形町に届き、昭和48(1973)年に飯倉小学校と舟形町の間で児童交流が始まり、夏は飯倉小学校から舟形町へ、冬は舟形町から飯倉小学校へと2泊3日のホームステイが毎年行われ、飯倉小学校が閉校する前年の平成15(2003)年まで続けられました。
  • 昭和61(1986)年から東麻布商店街(麻布いーすと通り)の「かかしまつり」に毎年出店されています。
  • 平成17(2005)年には、飯倉小学校閉校のために途絶えていた子ども達の交流を「東麻布サマースクールin舟形」として地域の人たちが再開しました。
  • 平成19(2007)年、地域と有志の人たちによる「東麻布街づくり協議会」と舟形町が「震災避難協定」を締結。
  • 平成20(2008)年、港区が全国連携の一環として、互いの地域の活性化と商店街振興のために舟形町と「商店街友好都市との交流に関する基本協定」を締結。
  • 平成27(2015)年、「麻布地区サマースクールin舟形」を開始し毎年7月下旬から8月上旬に行われ、麻布地区在住・在学の小中学生と保護者を対象に“舟形若あゆ温泉(あゆっこ村コテージ)”を宿泊先として、40名が2泊3日で舟形町の自然を体験できます。
  • 平成29(2017)年12月10日、武井区長が舟形町を訪問し、森富広町長と交流・協力について意見交換されました。
  • 平成31(2019)年1月23日、森町長が麻布地区総合支所に来られ、平成30(2018)年8月に起きた2度の豪雨災害への麻布地区からのお見舞いや寄附への感謝の意と絆を大切にしていきたいとの思いを込めて「縄文の女神」のレプリカの贈呈式が執り行われ、有賀麻布地区総合支所長に手渡されました。7月にショーケースが完成し現在の場所に展示されています。
  • 令和元(2019)年11月6日、舟形町立舟形中学校2年生48名が修学旅行の一部として「山形県舟形町の魅力PRイベント」を麻布地区総合支所1階ロビーで行い、農業体験を生かし農作物のPRや販売をし、大変好評で30分で完売するほど。2階のレストラン「ささら」では農家から寄贈された特産の新米やマッシュルームを使ったランチが出されました。

互いに知り合うことが単なる友好だけではなく、災害時における相互支援・協力にもつながり、さらなる交流・連携を深められることを願っています。

●取材協力

港区企画経営部企画課 全国連携推進担当 溝口貴裕さん
港区麻布地区総合支所 管理課管理係長 田代隆美さん
港区麻布地区総合支所 管理課管理係 小峰夏輝さん

●参考資料

『列島の考古学 縄文時代』 能登健(河出書房新社)
『山形県舟形町観光案内 ふなたび~縄文の女神と若鮎の里』
『山形県・舟形町 若あゆと古代ロマンの里~ふながた』 舟形町役場
『縄文の女神と若鮎の里 舟形町ってこんな町』
『広報ふながた』29.12と30.11
港区全国連携情報誌『港から』 港区
DVD『東京都港区・山形県舟形町~交流の歴史と未来への架け橋~』

(取材・文/加生美佐保)

よくある質問

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お問い合わせ

所属課室:麻布地区総合支所協働推進課地区政策担当

電話番号:03-5114-8812