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更新日:2025年7月28日
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目次
薬剤耐性(AMR)対策
薬剤耐性(AMR)について
薬剤耐性(AMR:Antimicrobial Resistance)とは、抗生物質などの抗菌薬の不適切な使用により、細菌に抗菌薬が効きにくく、あるいは効かなくなることです。
抗菌薬が効かない耐性菌が増えると、これまでは適切に治療をすれば回復できた感染症の治療が難しくなるため、重症化しやすく死亡にいたる可能性が高まります。
2013年時点で世界の薬剤耐性に関連する死亡者数は低く見積もって70万人とされており、何も対策がとられない場合、2050年には1,000万人の死亡が想定され、がんによる死亡者数を上回ると予測されています。
港区におけるAMR対策(AMR部会)
AMR部会とは
地域での抗菌薬適正使用を推進し、将来にわたり抗菌薬の有効性を維持し人々の命を守ることを目的とし、みなと地域感染制御協議会の活動の一環として、令和7年4月にAMR部会が発足しました。
主な活動内容
- 地域での耐性菌や抗菌薬使用量等のサーベイランス
- 医療機関の抗菌薬適正使用を推進する活動
- 薬剤耐性菌の問題と抗菌薬適正使用の地域住民への啓発
AMR対策のポイント
抗菌薬を正しく飲みましょう
- ウイルスによって起こる風邪やインフルエンザには、抗菌薬は効果がありません。
- 処方された抗菌薬は途中でやめず、医師の指示通り飲み切りましょう。
- 抗菌薬をとっておいて、後で飲むのはやめましょう。
- 抗菌薬を人にあげたり、もらうのはやめましょう。
- わからないことは医師・薬剤師に聞きましょう。
感染症を予防しましょう
- 日々の手洗いを心がけましょう。
- ワクチンを接種しましょう。
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所属課室:みなと保健所保健予防課保健予防係
電話番号:03-6400-0080
ファックス番号:03-3455-4460
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