認証保育所・認可外保育施設保育料補助金の誤交付について

区が、令和3年度に交付した認証保育所保育料補助金・認可外保育施設保育料補助金において、1世帯（児童2人）に対し、子育てのための施設等利用給付認定（以下、「認定」という。）を誤り、補助対象外の期間について補助金を交付していたことが分かりました。

区は、再発防止に向け、誤交付の原因の究明と対策を講じ、区民の皆さまの信頼回復に努めてまいります。

経緯

認証保育所保育料補助金・認可外保育施設保育料補助金は、認定を受けて、対象施設に通う児童が負担する保育料と、認可保育園等に入所した場合に負担すべき保育料との差額を助成する制度です。

令和4年5月9日に、令和3年度第4四半期分の認可外保育施設補助金の審査を行った際、令和3年4月1日から令和4年2月14日までの期間について、対象にはならないところを誤って認定していたことが判明しました。

区で原因を調査したところ、認定情報をシステムに登録する際に、確認が不十分であったため、必要な項目の更新が反映されず、誤った認定の登録をもとに、補助金を交付しました。

本件に対する対応

区は、対象の保護者に速やかにお詫びするとともに、誤った認定により誤交付となった原因について説明を行いました。

誤交付金の返還方法等については、保護者の意向に十分配慮し、適切かつ丁寧に対応してまいります。

返還金額

1,467,500円

【内訳】

認証保育所保育料補助金　710,000円

認可外保育施設保育料補助金　757,500円

 

再発防止策

区は、補助金制度の事務マニュアルと入力データのチェックシートを作成し、各総合支所区民課における的確な認定手順の共有と、正確なデータ更新を行います。

また、適宜、補助金申請者の認定状況を確認し、二度と誤った交付がないよう、徹底した対策を講じてまいります。