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更新日:2025年2月19日
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第三章 区政運営の基本姿勢について
最後に、区政運営の基本姿勢について申し述べます。
これまで、区政に参画することが少なかった子どもや若者たちにも参加してもらいながら、将来世代に誇れる港区を残してまいります。
今年は戦後80年、港区平和都市宣言から40年の節目の年となります。宣言40周年事業を、区内在住・在学の生徒や学生による実行委員会とともに企画し、若者たちから幅広い世代へ、そして次世代へと、平和の尊さをつないでまいります。
先月開催した二十歳のつどいに、私自身も参加してきました。
「Where there‘s a will, there‘s a way、意志があれば道が開ける」。
これは、二十歳のつどいのテーマとなった言葉です。
今年20歳となった方々の多くは、高校生活の大半をコロナ禍で過ごし、文化祭や修学旅行の行事がなくなるなど、多くの制限を余儀なくされてきました。このテーマには、自分たちではどうすることもできない状況にあっても、意志があればしっかり道は開けていくよ、という皆さんの思いが込められています。
区民一人ひとりが意志を示し、それが形になることを実感できる港区を創りたい。誰もがその人自身の道を開いていける港区を創っていきたい。若者のメッセージを受けて、改めて強く思いました。
私は、これからの区政の確かな道筋を示すため、港区の将来像を示す「MINATOビジョン」の策定に着手しました。
現行の港区基本構想を単に見直すのではなく、港区基本計画・港区実施計画を統合した新たな総合計画とすることで、構想と計画を兼ね備えた実効性あるビジョンの策定を目指します。
その第一歩として、新年度から「MINATOビジョン コ・デザイン会議」を設置します。
この名称には、私の区政運営のスローガン「Co-design the future MINATO City、一緒に未来を描けるまち港区」に因み、「皆さんと一緒に港区のビジョンを創っていく」という想いを込めています。
港区を、そして社会をより良い方向に進めていくために、私たちは、たとえ異なる意見であったとしても、互いの立場や譲れないものを理解し、対話を重ねて前に進んでいくことが大切です。
港区に住み、働き、学び、集う、多くの皆さんと共に、港区の将来について語り合い、希望あふれる未来への道標となるMINATOビジョンを創り上げてまいります。
皆さんと一緒に力を合わせ、「やさしさが響きあい、世界とつながる都市・港区」の実現に向けて進んでまいります。
区民の皆様、並びに区議会の皆様のご理解とご協力を、心からお願い申し上げます。
これをもちまして、私の所信とさせていただきます。
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