現在のページ:トップページ > 環境・まちづくり > 都市計画・まちづくり > 景観・風致 > 区民景観セレクション > 令和4年度 区民景観セレクション(第6回)選定結果
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令和4年度 区民景観セレクション(第6回)の結果を以下に掲載しています。毎年のセレクションを蓄積して、港区景観100選を目指していきます!
メインテーマ部門 | お気に入りの通り・おすすめの街かど景観 (おすすめの目抜き通り、お気に入りの裏通り、残しておきたい街かど、親しみのある商店街など) |
選択応募部門 (右のテーマから選択) |
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風情ある坂道や階段、斜面に沿った緑地など、自然・地形を感じる景観 | |
昔ながらの雰囲気や寺町の風情など、味わい深い歴史・文化を感じる景観 | |
海辺や運河・河川沿いなど、うるおいのある水辺の景観 | |
地域の身近なランドマーク景観 | |
その他(「祭り・マルシェ等のにぎわいある景観」など) |
第1~5回 区民景観セレクションに選定された47件の景観についてテーマや場所を分析し、その結果を元に第26回 港区景観審議会(令和4年3月25日開催)で今回のメインテーマの設定について議論を行いました。
応募された景観について、港区景観審議会委員による予備選定を行った後、港区景観表彰選定審査会による審査を行いました。その結果、第6回は以下10件を区民景観セレクションとして選定しました。
受賞景観 | 場所 | テーマ |
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静寂と緑に包まれる綱坂 《グランプリ》 | 三田二丁目 | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
お台場海浜公園とスカイライン 《グランプリ》 | 台場一丁目 | 海辺や運河・河川沿いなど、うるおいのある水辺の景観 |
都心の芝桜 | 三田三丁目 | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
おばけトンネル(高輪橋架道橋) | 高輪二丁目、港南一丁目 | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
いろは通りの芝の家と芝のはらっぱ | 芝三丁目 | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
東京ミッドタウンの桜並木 | 赤坂九丁目 | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
東禅寺に向かう道 | 高輪三丁目 | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
芝浦のクロスロード(ペデストリアンデッキから) | 芝浦一・三丁目 | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
港区立伝統文化交流館(旧協働会館) | 芝浦一丁目 | 昔ながらの雰囲気や寺町の風情など、味わい深い歴史・文化を感じる景観 |
五色橋周辺から見た運河とモノレール | 海岸三丁目、芝浦四丁目、港南三丁目 | 海辺や運河・河川沿いなど、うるおいのある水辺の景観 |
テーマ | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
歴史と伝説を感じさせられる趣のある坂道です。<応募者:沖山 恵太郎(区内在住)> 数多くの伝統的な坂の多い港区の中でも静寂と緑に包まれた綱坂は品格・環境に満ちている。坂の傾斜は歩くに程よく、リフレッシュに持ってこいの坂になるでしょう。<応募者:石綿 修一(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
勾配に沿って礎石の段数を変えながら続くタイル塀の向こうは綱町三井倶楽部。変わらぬようで大木の樹冠と塀の手入れはゆき届き、歩いていて心地よい。一方通行上り坂の車道とほぼ同じ幅のゆったりとした歩道。歩道側には年季を感じる大谷石積擁壁やイタリア大使館等が風格を醸し出す。誰もが港区らしい歴史と品格を感じる坂道。 その他の評価コメント ・坂道と両壁面から歴史を感じる。 ・かつてのお屋敷町の風情をとどめている。 ・坂と石垣、緑が美しい。 |
テーマ | 海辺や運河・河川沿いなど、うるおいのある水辺の景観 |
応募者からの 推薦コメント |
休日のお台場海浜公園の夕景。砂浜でくつろぐ人々、歓声をあげて追いかけっこをする男の子たち。海の向こうには東京の街並みが夕陽に浮かぶ。慌ただしい毎日からしばし離れ、砂浜には緩やかな時間が流れている。<応募者:菊地 裕(区内在住)> お台場海浜公園にて大空一帯に夕焼けのすばらしい景色が輝く、ある日の夕方。 <応募者:早川 K> 夕方が訪れたお台場海浜公園の何気ない日常<応募者:中野 淳司(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
この景観への応募は3件。いずれも、“おだいばビーチ”一帯を視点とし、そこからの夕景写真が添えられていた。人工海浜ながらこのエリアは周囲の作り込みに嫌味がない。レインボーブリッジや港南地域のスカイライン、コンテナクレーンなどを遠景にした印象深いウォーターフロントだ。景観は夕景に限らず素晴らしい。 |
テーマ | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
港区にあるきれいな芝サクラ <応募者:依田 修一(区内在住)> ビルの裏手側に存在する芝桜。仕事の疲れを吹き飛ばします。ここ近辺の会社員の方々にとっての隠れスポットです。 <応募者:志鎌 光紗(区内在勤)> 芝桜を見てランチする人たち <応募者:清水 亘(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
都心部で、このダイナミックな芝桜の景観は他にはないであろう。業務ビルの春のピンク一色のこの景観は他のオープンスペースにも波及する景観効果がある。ビルの裏手にありながら第一京浜道路からも望めるような構図で、今後も区民が感動する春の名所となるであろう。 その他の評価コメント ・大面積の芝桜が作る鮮やかな春の風景 ・芝桜の新たな景観として視点が良い。 |
テーマ | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
提灯殺しのトンネルとして有名ですが、歴史もあり、夏は涼しく。残しておきたい景観です。 <応募者:丸山 孝典(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
鉄道の開発とともに、旧来からのまちと海岸側を繋ぎ、新しい地区の発展を支えてきた。時代ごとの交通手段の変遷を実感できる港区のなかで、役目を終わらせ姿を消すこととなったが記録だけでも伝えていきたい姿である。 |
テーマ | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
昔は魚屋さん、薬屋さん等いろいろな商店があった。今は八百屋さんだけになってしまったが、芝の家、芝のはらっぱがある楽しい通りです。<応募者:匿名> |
選定にあたって の評価コメント |
「いろは通り」が賑やかな商店街だった頃のマップを掲げる「芝の家」が数年前に三軒隣に移った跡に「芝のはらっぱ」が出現。小さな芝生広場には皆で作ったパーゴラやプランター、いつでも座れる木製ベンチ。いろは通りの風景はあたたかい。 その他の評価コメント ・まちかどの広場がコミュニティの拠点として運営されている。 ・一息つける場所づくりに取り組むまち |
テーマ | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
都心で素晴らしい桜並木です。<応募者:依田 修一(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
桜の花が雲のように浮かんで見える俯瞰景観の桜並木は、そう多くはない。ここは美しく、楽しめる心地よい風景である。この土地の歴史を受け継いだ桜、立体的な街づくりの中でも、その特別感のある効果的な並木の見せ方の良い例である。 その他の評価コメント ・曲線の街路、俯瞰視点など楽しみ方に多様性がある。 ・計画者の思い通りに名所になったようだ。 |
テーマ | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
道路が僅かに蛇行かつ傾斜しており、私の気に入っている通り。両側の緑が豊富で心を和ませてくれる。<応募者:内田 道治(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
第一京浜から東禅寺に向かう参道は緑豊かに蛇行し、歩が進む。激しく往来する車の喧騒も不思議なほど和らぐ。かつて目の前に江戸湾が広がっていた此処の地形と歴史に想いを馳せられるのは伝え続けてくれたお陰である。 その他の評価コメント ・大門の景観とは対照的な静かな門前景観 ・高輪地区の地域性がある。 |
テーマ | お気に入りの通り、おすすめの街かどの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
電車にモノレールに車に自転車に歩行者と、色々クロスする景観が面白く、見入ってしまいます。<応募者:沖山 恵太郎(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
芝浜小学校西隣の通りから北方向の眺めである。奥が鉄道敷で新幹線などの電車が往来し、その手前上空をモノレールがカーブしながら横切る。この立体的でダイナミックな交通景観に街路樹や沿道敷地の木立が柔らかさを添えている。 その他の評価コメント ・遊歩道から見える景観が良い。 ・地区の特徴的景観をよく表現できている。 |
テーマ | 昔ながらの雰囲気や寺町の風情など、味わい深い歴史・文化を感じる景観 |
応募者からの 推薦コメント |
昭和11年に芝浦花柳界の見番として建てられた「協働会館」が、地域コミュニティの施設として有効活用されたの が素晴らしい。最近できたタワーマンションを背景に入れて新旧を対比しました。<応募者:寺田 順彦(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
特異な長い歴史で翻弄された建物が、歴史の証人として、また生きているモニュメントとして、今も広く親しまれている。超高層タワーマンションが立ち並ぶこの一角は、新しいものと古いもの、両方を大切にする区民の思いを体現している景観である。 その他の評価コメント ・生きている歴史的景観 ・土地の歴史を伝える、大切に残したい文化遺産 |
テーマ | 海辺や運河・河川沿いなど、うるおいのある水辺の景観 |
応募者からの 推薦コメント |
五色橋を夕陽が照らす時間帯になると、宴に向かう屋形船と、旅先から家路に向かうモノレールが交錯します。顔は見えなくても、たくさんの笑顔を想像できる一場面です。<応募者:岩本 修一(区内在勤)> 水面に反射する夕暮れ時の空模様。なんでもない日常の中にさえ、思わずハッとさせられるほどに美しい景色があることを教えてくれるような1枚で、とてもお気に入りです。<応募者:圓尾 瞳(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
東京のウォーターフロント、港区。モノレールと屋形船という新旧の交通要素が立体的に絡む港区ならではの景観。五色橋周辺は、東京湾への水門に向かい運河が一番広がりを見せるところで、遠近感もありダイナミック。水辺の都市空間がさらに重要視される波及性も期待する。 その他の評価コメント ・運河が集約する水上交差点 ・芝浦界隈の運河は波も穏やか。水辺を楽しむ視点場が多数整備されている。 |
令和4年度「港区みどりの街づくり賞・景観街づくり賞・区民景観セレクション」パンフレット(PDF:9,034KB)
※パンフレットは区役所6階 都市計画課の窓口などで配布しています。
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お問い合わせ
所属課室:街づくり支援部都市計画課街づくり計画担当
電話番号:03-3578-2111(内線:2210)
ファックス番号:03-3578-2239
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