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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、区は、これまでに多くの文化芸術団体と連携し、港区ならではの文化プログラムを展開してきました。また、平成30年2月には、新たな文化芸術振興プランを策定し、「多様な人と文化が共生する 世界に開かれた「文化の港」」を将来像として掲げています。
区は、平成30年11月4日(日曜)、リーブラホールにて、多様な人や文化を知る機会として、世界に開かれた「文化の港」を目指して~多様なチカラが織りなすパフォーマンス&トークセッションを開催しました。
港区発掘ご当地曲の盆踊りや義足のダンサーによるパフォーマンス、世界に開かれた「文化の港」をテーマとした基調講演、多様な主体とのトークセッションを行い、港区ならではの取組についてご紹介しました。
町会の都合や踊り手の減少で踊られなくなった、港区に眠っているご当地盆踊り曲の発掘・普及を行っている「人と地域を元気にする盆踊り実行委員会」。
本イベントでは、「麻布坂径小唄」、「東京タワー音頭」、「江戸節めをと姿」、「跳べ!2020」の4曲を披露いただきました。
モチーフとした、能の「松虫」という作品は、時空を超えて河原で語られる友情のお話。ラストには霊が友との想い出を語りながら、感極まって舞を舞う。観客も含めて友である、と暗喩的に謡われる作品です。
様々なバリアが比較や競争を生みやすい現代社会において、バリアを超えて一体になる瞬間を、義足のダンサーの森田かずよ氏とインクルシブダンスの分野で活躍する定行夏海氏の2人のダンサーによって描かれました。
「世界に開かれた『文化の港』を目指して」
講演者:片山泰輔(静岡文化芸術大学教授・港区文化芸術振興プラン検討委員会委員長)
平成30年2月に策定した「港区文化芸術振興プラン」の検討委員会委員長を務められた片山泰輔氏をお招きし、当該プランの概要を中心に、区の文化的特徴や策定時の想いなども講演いただきました。
[ensemble-no] 能楽と現代音楽の融合を追求・実践するアンサンブル。日本の伝統芸術である能を素材に、作曲家との共同制作を通して新しい伝統の解釈を提示している。2018年8月トーク&コンサートvol.6実施
[人と地域を元気にする盆踊り実行委員会] 町会の都合や踊り手の減少で踊られなくなった、港区に眠っているご当地盆踊り曲の発掘・普及を行っている。2018年3月第4回港区発掘ご当地曲盆踊り大会実施
[スロームーブメント実行員会] 年齢、性別、国籍、障がいの有無を超え<多様性と調和>のメッセージを広めるパフォーマンスプロジェクト「SLOW MOVEMENT」を全国各地で実施している。実行委員長の栗栖良依氏は東京2020総合チーム クリエイティブ・ディレクター。2018年2月Showcase&Forum vol.2実施
[慶應義塾大学アート・センター] 平成5(1993)年に開設された大学附属の研究センター。現代社会における芸術活動の役割をテーマに理論研究と実践活動をひろく展開している。2018年都市のカルチュラル・ナラティブ実施
基調講演を行った片山泰輔氏の進行のもと、平成30年度港区文化プログラム連携事業の指定団体である4つの団体とともに、90分間の白熱したトークセッションが行われました。、「多様性」「世界に開かれた文化の港」「東京2020大会」などをキーワードに、それぞれの団体が抱える課題や港区への想いなどを語っていただきました。
今回のイベントを通じて、区は指定団体との連携を一層深めるとともに、区内関係機関・文化資源等と協力しながら、多様な人と文化が共生する世界に開かれた「文化の港」を目指して、様々な取組を行ってまいります。
引き続きご協力のほどよろしくお願いします。
(来場者アンケートから一部抜粋)
平成30年11月4日(日曜) 午後2時~午後5時
(開場:午後1時30分)
リーブラホール(みなとパーク芝浦1階)
(東京都港区芝浦1-16-1)
無料
主催:港区
共催:公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団
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所属課室:産業・地域振興支援部地域振興課文化芸術振興係
電話番号:03-3578-2341
ファックス番号:03-3438-8252