現在のページ:トップページ > 区政情報 > 広聴 > 区民の声(区政へのご意見・ご提案)の受付 > 区の対応・考え方 > 区の対応・考え方(2023年1月~3月) > 環境・まちづくり > 道路・橋りょう > 街路樹の伐採について
ここから本文です。
更新日:2023年5月21日
麻布地区のある交差点から、坂を下らず住宅地に伸びている道路の先に大きな街路樹があり、その場所は私を含め地域周辺の住民には憩いのスペースになっている。ところが、先週22日の夕方、その樹木のところに「通行の妨げになるため今月下旬に伐採する。」という内容の張り紙が東京都の名前で突然貼られていたのを見つけ、大変驚いた。今まで伸びた枝で被害に遭った人がいた事もないし、この地域の住民は特に樹木を大切にしているのだ。重大な理由もなく長年親しんだ樹木を安易に伐採することは我々住民には許せない事態なので、24日に東京都へ電話で伐採反対の意見を伝えたところ、タクシーの運転手が用を足す場所になっているから、などと住民が愛し慣れ親しんだ樹木の伐採理由としては、納得がいかない話だった。近隣に住む外国人も「嘆かわしい。日本人はなぜ自然を大切にする心がないのか。」と言っていた。東京都は言わなかったが、当該地域の集合住宅立て直し工事やその奥の場所でのマンション建築が始まり、最近大きなトラックが頻繁に通るので樹木があっては邪魔だと、それだけの理由ではないかと住民は言っている。
なにより、住民にとって高速道路の汚れた空気を浄化してくれる大切な環境の維持要求を、環境保全の問題も含め、港区はどうお考えか。もう時間がない。住民の署名を集めている間に伐採されてしまうので、急いでこの区民の声を港区の方針とともに東京都へ届けてほしい。何十年も港区に住んでいるが、最近は高層ビルが乱立し、片隅の身近な自然がどんどん無くなっている。区民の生活環境を守ってほしい。
いただいたご意見と同様の電話による問い合わせが、2月27日に2件ありました。
同日中に、当該街路樹を所管する東京都建設局第一建設事務所街路樹担当に電話を入れ、区民の方々からの伐採に反対の趣旨のご意見を伝えたところ、『同じようなご意見が都の方にも入っているので、街路樹の伐採については、再検討する。』とのことで、伐採については一時中止とし、改めて考えなおすとの回答内容でした。
また、『伐採が必要だと判断した場合、改めて、港区環境課にも伐採届を提出し説明する。』との回答をいただきました。
港区としましては、快適な生活環境の実現を目指し、様々な施策を通じてみどりの保全や創出に努めているところです。
ご理解のほど、よろしくお願いします。
環境リサイクル支援部環境課緑化推進担当
令和5年2月
環境・まちづくり-道路・橋りょう-維持管理・運営
お問い合わせ
所属課室:企画経営部区長室広聴担当
電話番号:03-3578-2050
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。