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昨今、がんを患う人々が自宅で最期の時間を過ごすケースが増えています。自分で家に帰ると決めることもあれば、医療者からの働きかけで在宅療養を考える場合もあるでしょう。そのようなとき、「どうしたらいいのか」と戸惑ったり、病院に見捨てられたような気持ちになる人がいるかもしれません。そして、何かに追われるように、在宅療養の準備をした経験のある人もいるのではないでしょうか。
「在宅では病院のような手厚い医療は受けられない」と不安になる人もいます。しかし、訪問診療や訪問看護だけでなく、緊急時の往診、歯科診療、薬剤管理やリハビリテーション、栄養食事指導等、多岐にわたるサービスがあり、住み慣れた自宅で安心して過ごせるような体制が拡充しています。
病院内では、主にソーシャルワーカーが中心となり、在宅も含め、退院後の療養先の相談に応じています。病院によっては在宅調整専門の看護師がその役割を担うこともあります。病院以外の相談窓口としては、「港区在宅療養相談センター」(みなとパーク芝浦1階)があり、訪問診療を行うクリニックや訪問看護ステーションを紹介しています。「在宅療養や緩和ケアを希望するがん患者さんへの施設情報ガイド」も作成しています。
白金台にある「ういケアみなと」は、特にがんに特化した地域の相談窓口です。がんの在宅療養に関して気になることや漠然とした心配事等について、無料で相談を受けています。具体的な手続きを始める前に、もし気になることがあれば、ご相談ください。
どなたでも
2月24日(土曜)午後2時から午後3時15分
がん在宅緩和ケア支援センター
20人(申込順)