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区では、主に災害時における区民の皆様等への情報発信を目的として、防災行政無線を中心とする情報伝達手段の確保に努めています。
災害時には、信頼できる情報源から正確な情報を取得することが大変重要です。区民の皆様は、平時から区の情報発信の取組みをご承知いただき、災害時における区からの情報を有効にご活用ください。
防災行政無線は緊急情報等を広範囲に伝えるため、必要な音量で放送しています。放送設備の近隣にお住まいの方には比較的大きな音量となってしまいますが、区民の皆様の安全・安心を守るために重要な設備となりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
防災行政無線は、災害時における情報伝達を目的として、区が総務大臣の免許を受けて開設している無線局と無線設備です。
区は、その役割に応じて2種類の防災行政無線を整備しています。
災害時に区民の皆様等に、屋外に設置したスピーカーから区の情報を発信します。
防災行政無線(同報系)は、区役所本庁舎に設置している放送を管理する「操作卓」と、屋外に設置したスピーカーから放送する設備である「屋外拡声子局」等から構成されています。「操作卓」と「屋外拡声子局」は電波を利用し通信しています。
一つの屋外拡声子局で放送する音の到達範囲(可聴エリア)は、理論上半径300メートルとしています。区では、半径200メートルを基準として、区内全域で放送が聞こえるよう屋外拡声子局を整備しています。設置場所は、区立小・中学校等の区有施設のほか、設置の協力が得られた民間事業者ビルの屋上等に127か所設置しています(平成27年4月1日現在)。
区では、防災行政無線の機器が正常に作動することを確認するため、毎日1回、夕方5時に「夕焼け小焼け」の定時放送を実施しています。
夕焼け小焼けは、区が防災行政無線(同報系)を整備した昭和57年から機器点検及び夕方の青少年の育成指導(帰宅の喚起)を目的として放送しています。ご家庭では、お子様の帰宅の目標等にご活用ください。
防災行政無線(同報系)屋外拡声子局のようす
災害時には通信線の断線や通信事業者の発信規制によって通常の電話回線が使用できないことがあります。このような場合に備え、区は専用の無線回線によって、災害時に必要な期間との連絡手段を確保しています。
専用の無線回線を活用し、電話機能、ファクシミリ機能、メール機能等を有しています。
防災行政無線(移動系)による電話のようす
大雨や交通騒音などにより放送内容が聞き取れなかったとき、放送を聞き逃してしまった場合等に備え、区では、以下の確認手段を用意しています。災害時の情報取得にお役立てください。
電話をかけることによって、自動音声による録音を聴くことができます。聴くことができる放送は過去8時間以内に放送したものです。
防災行政無線放送内容確認電話:03-5401-0742
※おかけ間違えにご注意ください。
防災行政無線によりお知らせする重要な情報は、防災情報メールでも配信しています。
防災情報メールは、Eメールで文字により情報をお送りするため防災行政無線の放送を聞き逃してしまった、又は聞くことができない以下のような場合でも情報を受け取ることができます。(防災情報メールはメール配信のため、登録する前に配信された情報を見ることはできません。)
区が災害に関する情報を区民の皆様に直接お届けする、防災情報メールにぜひご登録ください。登録料、利用料等は一切かかりません。通信料のみご登録者負担です。
防災情報メールについては防災情報メールのページ(サイト内リンク)で確認することができます。
災害時、港区公式ホームページ等で情報をお知らせします。
株式会社ジェイコム東京が提供する「J:COMチャンネル」(11ch)による情報発信を行っています。
区では、防災行政無線の整備、運用に当たり、区民の皆様から多くのご意見をいただいています。区では、これらのお声を参考としながら、災害時において広く区民の皆様へ重要な情報をお届けすることができるよう整備を進めています。
防災行政無線は、災害時における区民の皆様への情報伝達手段として中心的な役割を担うものです。防災行政無線の整備、運用に当たってご不安な点、ご不明な点等は、以下のお問合せ先からご連絡いただき、区担当者に直接お聞かせください。
港区防災危機管理室防災課防災係担当者直通:03-3578-2543
お問い合わせ
所属課室:防災危機管理室防災課防災係
電話番号:03-3578-2543
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。