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更新日:2024年3月28日

港区文化芸術振興プラン 令和3年度~令和8年度(2021年度~2026年度)令和5(2023)年度改定版

 文化芸術は、人々の自由な発想による表現活動であるとともに、創造性を育み、人々の心を癒し、明日への希望を与えるなど、心豊かで潤いのある生活を送る上で、極めて重要な役割を担っています。

 「文化芸術基本法」には、文化芸術を創造し、享受することが人々の生まれながらの権利であることが定められており、「港区文化芸術振興条例」では、誰もが文化芸術を鑑賞・参加・創造するための取組の必要性を示しています。

 区は、令和3年3月に「港区文化芸術振興プラン 令和3年度~令和8年度(2021年度~2026年度)」を策定しました。

 本プランは、区の文化芸術振興がめざす方向性を明らかにするとともに、施策の具体的な方向性を示し、その全体像を整理したものであり、文化芸術振興施策を効果的・効率的かつ総合的に推進するための指針となるものです。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、多くの文化芸術活動が中止や縮小を余儀なくされ、極めて大きなダメージを与えました。一方、デジタル化が急速に進展し、オンライン鑑賞や活動手法の多様化といった、時間や場所に捉われずに文化芸術を享受できる新しい生活様式が進むなど、文化芸術を取り巻く社会状況は大きく変化するとともに、社会はアフターコロナへ向かいつつあります。

 アフターコロナの社会に向けて、国際性豊かで様々な人や文化が行き交う港区において、文化芸術を通じた交流や相互理解、それによる多様性を認め合う価値観が国内外に発信されることで、平和な世界の実現に貢献します。

 計画期間の中間年度に当たる令和5(2023)年度に、社会状況などを踏まえて計画内容を見直し、本プランを改定しました。

計画期間

 令和3(2021)年度から令和8(2026)年度までを計画期間とする「港区文化芸術振興プラン」における、後期3年間に該当する令和6(2024)年度から令和8(2026)年度までとします。

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将来像

「多様な人と文化が共生し 文化芸術を通じて皆の幸せをめざす 世界に開かれた『文化の港』」

 国際性豊かで様々な人や文化が行き交う港区において、多様な人や文化が出会い交流し、新たな文化が創造され、多様性を認め合う価値観が国内外に発信される拠点としての「文化の港」をめざします。

施策

施策1 子どもから若者、子育て世代、高齢者まで、年齢・障害の有無・国籍等にかかわらず誰もが文化芸術を鑑賞・参加・創造できる機会の充実

施策1-1 誰もが文化芸術を鑑賞・参加・創造できる環境の整備

 全ての区民が心豊かで潤いのある生活を送ることができるよう、誰もが多様な手法で、文化芸術を鑑賞・参加・創造できる環境を整えます。次世代を担う子どもたちが、様々な文化芸術に触れ、体験することを通じて、創造性や多様な文化、価値観を尊重する心を育みます。

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 主な取組例:ロビーコンサート

施策1-2 国際都市・港区ならではの文化芸術振興施策の推進

 国際性豊かな区の特性を生かし、異なる国籍や言語、宗教、生活様式の人々が出会い、交流する機会を充実します。国際的発信力のある取組により、文化芸術を通じた相互理解を促し、世界平和の実現に貢献します。

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 主な取組例:六本木アートナイト

施策1-3 多様な文化資源を生かした港区ならではの取組の推進

 区内の多様な文化資源や地域の特性を生かした区ならではの取組を推進、発信することで、区民が区の魅力を再認識できる機会とし、地域への愛着を醸成します。

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 主な取組例:ミナコレ(MINATO COLLECTION)

 

施策2 多様な主体間の協働による文化芸術振興

施策2-1 文化芸術を通じた多様な主体間の交流・連携の促進

 区内の多種多様な文化芸術団体等が、ジャンルや社会領域を超えて連携することで、区全体の文化芸術振興の更なる推
進につなげます。また、観光、国際交流、福祉、教育等様々な分野における地域課題の解決に貢献します。

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  主な取組例:港区文化芸術ネットワーク会議

施策2-2 文化芸術振興に取り組む多様な主体への支援と連携

 区内で多様な文化芸術活動が活発に行われ、新たな文化や価値が国内外に発信されるなど、区が将来にわたり「文化の
港」であり続けるために、区内の文化芸術活動の担い手の育成や自立的・継続的な運営に向けた支援を行います。

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  主な取組例:港区文化芸術活動サポート事業

施策2-3 危機を乗り越え持続可能な文化芸術活動の推進

 いかなる状況でも、人々の心を癒し、明日への希望を与え、心豊かで潤いのある生活を送る上で極めて重要な文化芸術が、安全かつ継続的に区民に提供されるよう、文化芸術活動におけるリスクマネジメントや、「港区文化芸術振興基金」を活用した支援に取り組みます。

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  主な取組例:自動演奏機能付きグランドピアノによる演奏といけばなの展示(令和3(2021)年度)

施策3 文化芸術振興施策の推進に向けた基盤整備

施策3-1 文化芸術の中核拠点となるみなと芸術センターの整備

 区の文化芸術の中核拠点としてみなと芸術センターを整備し、文化芸術を通じた交流や相互理解、それによる多様性を認め合う価値観の醸成をめざします。令和9(2027)年度の開館に向け、専門人材の育成やプレ事業の実施、開館後の事
業企画等を計画的に進めます。

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  みなと芸術センターシアターイメージパース 

施策3-2 文化芸術を通じた多様性を認め合う区民意識の醸成

 文化芸術には、異なる文化や宗教、価値観、生活様式の人々が相互に理解し、尊重し合うための土壌を提供することに
より、平和な社会を実現するための力があります。人々の自由な表現活動を通じて多様性を認め合う価値観を
醸成し、区民の意識や行動の変化を促すことで、共生社会の実現につなげます。

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  主な取組例:共生社会推進事業

施策3-3 様々な媒体を活用した文化芸術におけるコミュニケーションの充実

 インターネット、SNSやデジタルサイネージ等を活用し、港区の多彩な文化芸術の情報を発信します。文化芸術に関し
て区民が互いに情報を共有できるコミュニケーションの機会を拡充します。

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  主な取組例:みなと芸術センター整備に向けたプレ事業
「共生社会と創造性をめぐって」
(令和4(2022)年度)

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電話番号:03-3578-2341

ファックス番号:03-3438-8252