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更新日:2025年11月27日
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脱炭素に向けて私たちにできること
日本の二酸化炭素排出量の約6割は、衣食住を中心とした私たちのライフサイクルに起因しており、気候変動への影響とその対策に大きく関係しています。
生活における家計消費の対象となる製品やサービスは、製造、輸送、使用から廃棄までの間に二酸化炭素を始めとする温室効果ガスを排出しています。
一人ひとりが日常生活の中で無駄をなくしたり、環境にやさしい製品を使用するなど工夫をすることで、二酸化炭素排出量の削減に貢献することができます。
二酸化炭素は目に見えないため、実感がわきにくいかもしれませんが、まずは自身が生活の中で使用する商品やサービスに関連して、どれだけの二酸化炭素が排出されているかを知り、日常生活で実施できることから取り組んで、私たちの生活を脱炭素へ変えていくきっかけにしてみてください。

注1 南斉規介(2019)産業連関表による環境負荷原単位データブック(3EID)(国立環境研究所)、Nansai et al. (2020)Resources, Conservation & Recycling 152 104525、総務省(2015)平成27年産業連関表に基づく推計
出典)
・Ryu Koide, Satoshi Kojima, Keisuke Nansai, Michael Lettenmeier, Kenji Asakawa, Chen Liu, Shinsuke Murakami (2021) Exploring Carbon Footprint Reduction Pathways through Urban Lifestyle Changes: A Practical Approach Applied to Japanese Cities. Environmental Research Letters. 16 084001
・小出 瑠・小嶋 公史・南齋 規介・Michael Lettenmeier・浅川 賢司・劉 晨・村上 進亮(2021) 「国内52都市における脱炭素型ライフスタイルの選択肢:カーボンフットプリントと削減効果データブック」
カーボンフットプリント(CFP)について |
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私たちが日常生活で購入、消費している全ての製品(商品・サービス)は、その製品がつくられてから捨てられるまでの「製品の一生(製品ライフサイクル)」を通して多くのエネルギーを必要としています。 そのエネルギーは主に石油や石炭、天然ガスなど化石燃料から得られ、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出しています。 使う製品などは、材料の調達、製品をつくる、製品を運ぶ・売る、製品を使う、製品を捨てるまでの、それぞれの過程で二酸化炭素を排出しています。 製品のライフサイクル全体で排出された温室効果ガスの量を二酸化炭素排出量に換算したものを「カーボンフットプリント(CFP)」と呼び、どこでどれだけ二酸化炭素が排出されたのかを「見える化」したものです。
出典:経済産業省「カーボンフット プリントガイドブック2009-2011」 |
東京都区部の平均的なカーボンフットプリント量
国立環境研究所などの研究結果に基づき、東京都区部における平均的な市民のカーボンフットプリント量が下図のとおり示されています。

注1 南斉規介(2019)産業連関表による環境負荷原単位データブック(3EID)(国立環境研究所)、Nansai et al. (2020)Resources, Conservation & Recycling 152 104525、総務省(2015)平成27年産業連関表に基づく推計
出典)
・Ryu Koide, Satoshi Kojima, Keisuke Nansai, Michael Lettenmeier, Kenji Asakawa, Chen Liu, Shinsuke Murakami (2021) Exploring Carbon Footprint Reduction Pathways through Urban Lifestyle Changes: A Practical Approach Applied to Japanese Cities. Environmental Research Letters. 16 084001
・小出 瑠・小嶋 公史・南齋 規介・Michael Lettenmeier・浅川 賢司・劉 晨・村上 進亮(2021) 「国内52都市における脱炭素型ライフスタイルの選択肢:カーボンフットプリントと削減効果データブック」
脱炭素ライフスタイルに向けて私たちにできること
環境行動指針
港区は、港区環境基本条例前文にある「すべての人びとが日常の生活や事業活動の中で、自らの行動を考え、創意と工夫によって環境にやさしい継続的な行動をとる」という理念に基づき、「環境行動指針」を作成しています。
家庭でできる省エネ活動に関する各種支援について
家庭における環境にやさしい行動及び環境保全活動を支援する事業やイベントも実施しています。
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