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可燃ごみを焼却処理する施設です。
※区内の家庭から出される可燃ごみは、管路収集を行っている台場地区を除き、港清掃工場へ搬入されます。
ごみを焼却することで、ばい菌や害虫、においの発生などを防ぎ、衛生的な環境を保つことができます。
また、焼却により容積が約20分の1に、焼却した灰を溶融してスラグ化すると、さらに約2分の1になり、埋立処分量を削減できます。
清掃工場では、ごみ焼却時に発生する熱エネルギーを利用して発電や熱供給を行います。また、灰を溶融してできるスラグは、土木・建設資材などとしての活用が可能です。
港区港南5丁目7番1号
※清掃工場の管理・運営は、東京ニ十三区
清掃一部事務組合が行っています。
清掃車がごみをごみバンカに投入します。
出入口のエアカーテンで、臭気が外に出ないように
工夫しています。
搬入されたごみは、いったん、ごみバンカにためます。
搬入されたごみは、成分や大きさがまちまちで、水分を含んだものや乾いたものがあり、燃やすには非常に扱いにくい状態なので、ごみクレーンでかき混ぜて、ごみを均一化してから焼却炉に投入します。
焼却炉は、800度以上の高温で24時間連続焼却します。高温で燃やすことで、ダイオキシン類の発生を抑えます。
清掃工場では、停止中の炉を立ちあげる際に、都市ガスを使用します。
いったん燃え始めると、ごみだけで燃え続けます。
「溶融スラグ」とは、可燃ごみを焼却したときにできる灰(焼却灰)を電気やガスを使って1,200度以上の高温に加熱し、溶かして急速に冷やしてできる砂に似た物質です。
可燃ごみを焼却して灰にすると、容積は約20分の1となり、灰を溶融してスラグにすると、さらに約2分の1になります。
つまり、可燃ごみからスラグにすることで、容積は約40分の1にまで減らすことができます。
スラグは、アスファルト舗装材や埋め戻し材、地盤改良材など、土木・建設資材として広く利用することができます。
1 午前5時から午前8時
2 午前8時20分から正午
3 正午から午後1時
4 午後1時から午後3時45分
清掃工場紹介ビデオの鑑賞後、工場内見学ルートを巡ります。
(所要時間:1時間30分程度)
※日程などの詳細は、ホームページをご覧になるか、直接、港清掃工場までご連絡ください。
港清掃工場
電話番号:03-5479-5438(工場見学申し込み)
(月曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時15分)
台場地区の可燃ごみは、他地区とは異なり、清掃車ではなく「ごみ管路収集輸送システム」により、収集されています。
「ごみ管路収集輸送システム」は、利用者設備に貯留されたごみを、自動的に輸送管内を空気の力で有明清掃工場(外部サイトへリンク)まで運ぶものです。
基本的な原理は、家庭で使用している掃除機と同じで、利用者設備が吸い込み口、管路がホース、有明清掃工場(外部サイトへリンク)が掃除機本体に相当します。
これは台場地区専用のものですので、転居の際はご注意ください。
詳しくは、下記のリンク先をご覧ください。
お問い合わせ
所属課室:環境リサイクル支援部みなとリサイクル清掃事務所計画係
電話番号:03-3450-8025
ファックス番号:03-3450-8063
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。