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更新日:2023年4月1日
ページID:138118
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令和4年度
場所
1芝浦運河(末広橋)
港区海岸2丁目1番先
2新芝運河(藻塩橋)
港区芝浦3丁目5番先
3芝浦西運河(夕凪橋)
港区芝浦4丁目20番先
4京浜運河(港南大橋)
港区港南5丁目7番先
5高浜運河(御楯橋)
港区港南1丁目6番先
調査項目
- 化学的酸素要求量(COD)
水中の有機物等を酸化剤で酸化させたときに要した酸素の量を表します。海域などの汚染の度合いを示 し、値が大きいほど水質が悪化しています。
- 溶存酸素(DO)
水に溶けている酸素の量を表します。有機物などの汚染物質が増加すると酸素が消費され値が小さくなり、小さいほど水質が悪化しています。
- 浮遊物質(SS)
- 水素イオン濃度(pH)
酸性、アルカリ性の度合いを示します。pHの値が7を超えるとアルカリ性を、7未満は酸性を表します。
- 透明度
- 水温
- 電気伝導率等
回数
6月・7月・9月・11月・1月・3月の晴天時に実施
運河の観測点の年平均(令和4年度)
場所 |
末広橋 |
藻塩橋 |
夕凪橋 |
港南大橋 |
御楯橋 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
項目 |
単位 |
|||||
透明度 |
メートル |
1.47 | 1.65 | 1.44 | 1.59 | 1.40 |
水温 |
度 |
20.4 | 21.0 | 22.9 | 21.9 | 23.2 |
pH |
- |
7.0 | 7.1 | 7.0 | 7.4 | 7.2 |
DO |
ミリグラム毎リットル |
6.3 | 6.4 | 6.6 | 9.0 | 6.6 |
COD |
ミリグラム毎リットル |
7.4 | 8.5 | 8.0 | 6.5 | 7.8 |
COD (75%値) |
ミリグラム毎リットル | 7.5 | 8.6 | 8.9 | 8.6 | 8.3 |
SS |
ミリグラム毎リットル |
2 | 2 | 2 | 4 | 3 |
電気 |
マイクロジーメンス毎センチメートル |
16,000 | 12,600 | 14,300 | 27,400 | 13,300 |
運河の環境基準について
運河の水質に関する環境基準は以下のとおりです。なお、運河は生活環境の保全に関する環境基準(海域)のC類型に指定されています。
- 水素イオン濃度(pH):7.0以上8.3以下
- 溶存酸素量(DO):2ミリグラム毎リットル以上
- 化学的酸素要求量(COD):8ミリグラム毎リットル以下
運河のDOの経年変化(年平均値)
※経年変化データはこちらからもご覧いただけます。(PDF:75KB)
運河のCODの経年変化(年平均値)
※経年変化データはこちらからもご覧いただけます。(PDF:74KB)
まとめ
- pH年平均は、6.9~7.6の範囲で、港南大橋でやや高い値でした。
- DO年平均は、6.9~9.8mg/Lの範囲で、すべての地点で環境基準に適合しましたが、港南大橋でやや高い値でした。
- COD年平均は6.5~7.4mg/Lの範囲で、COD75%値は末広橋、藻塩橋、夕凪橋及び御盾橋で環境基準に適合しました。
- 経年変化をみると、DOはすべての地点でほぼ横ばいで推移していますが、本年度はやや増加傾向でした。CODは、年度による差がみられ、一定の傾向はみられませんでした。
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