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保健所の健康観察の対象者となります。指定された期間、毎日熱を測り、麻しんが疑われる症状(熱および咳、鼻水、涙がたくさん出るなど)を認めた場合は、外出を避け、事前に電話をしてから医療機関を受診しましょう。医療機関へ移動の際には周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。お子様が保育園や幼稚園を利用している場合は登園を避けましょう。
麻しんは、麻しんウイルスの空気感染・飛沫感染・接触感染によって発症します。ウイルスに感染後、無症状の時期(潜伏期間)が約10~12日続きます。その後症状が出始めますが、主な症状は、発熱、せき、鼻水、目やに、赤い発しんです。症状が出始めてから3~4日は38℃前後の熱、せき、鼻水、目やにが続き、一時熱が下がりかけたかと思うと、また39~40℃の高熱となり、首筋や顔などから赤い発しんが出始め、その後発しんは全身に広がります。高熱は3~4日で解熱し、次第に発しんも消失しますが、しばらく色素沈着が残ります。
医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの罹患歴や予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。
原則として「麻しん・風しん混合ワクチン」(MRワクチン)を2回接種します。対象となってから、初めの3か月の間に受けるようにしましょう。
対象年齢は以下のとおりです。
詳細は、子どもの予防接種をご覧ください。
定期予防接種以外で任意に予防接種を受ける場合には、麻しんの予防接種(MRワクチン等)を実施している医療機関で接種を受けてください。
※2歳以上18歳以下の港区在住者でMRワクチン定期接種第1期、第2期のいずれか、または両方未接種の人、また、0歳児の保護者等については任意接種助成事業をおこなっております。
詳細は、麻しん風しん混合(MR)ワクチン任意接種助成事業についてをご覧ください。
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お問い合わせ
所属課室:みなと保健所保健予防課
電話番号:03-6400-0081
ファックス番号:03-3455-4460