更新日:2025年3月19日
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平成18年6月3日のエレベーター事故を風化させないために「安全の碑」を区役所本庁舎に設置します
「安全の碑」は、平成18年6月3日に発生したエレベーター事故を契機として、区が取り組んできた区有施設等の安全に対する姿勢が今後も変わらないことを内外に発信していくとともに、エレベーター事故に関する区民の記憶が風化することを防ぐために設置するものです。
碑の設置目的に鑑み、区役所を訪れる多くの区民の方に「安全の碑」をご覧いただき、この碑が、命の尊さと、施設の安全を確保することの重要性を考える場となるよう、除幕式を行い、広く周知をしてまいります。
安全の碑
(碑文)
平成18年6月3日、港区特定公共賃貸住宅シティハイツ竹芝で、エレベーターの扉が開いたまま突然上昇する戸開走行事故により、当時16歳の市川大輔さんの尊い命が失われた。
市川さんは、高校の野球班で日々野球に打ち込み「与えられた時間は、みな同じなのだから、その時間をいかに有意義に使うかだと思う。限られた一日という時間を、他人に優しく、自分に厳しくできるように、その一日が有意義であるように過ごして行きたい」と、野球班日誌に綴った。
市川さんの命が失われたことは、区民の命を守る立場の区にとって痛切な戒めである。区は、安全、安心の取組に終わりがないことを心に刻み、二度とこのような事故が起きることがないよう、不断の努力を続けることを誓い、この碑を建立する。
令和7年3月 港区
※碑のサイズ 縦44cm×横73cm×厚さ(上部)12cm・(底部)25cm
※市川大輔氏の名前「大輔」には上部に、「ひろすけ」とルビがふられます。
「安全の碑」除幕式
日時
令和7年3月23日(日曜)午前10時~10時15分
場所
港区役所 本庁舎正面玄関前(港区芝公園一丁目5番25号)
出席者
清家区長、大澤副区長、野澤副区長、浦田教育長、
鈴木議長、七戸副議長、
市川正子様(赤とんぼの会代表)
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