更新日:2024年3月28日

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高齢者のための 医療の 制度

後期高齢者医療制度とは

後期高齢者医療制度(長寿医療制度)は、年をとった 人たちを 助けるために、2008年4月に 始まった 医療保険です。75歳以上の人が 入ります。この保険に 入ったら、病院や 薬局に 払う お金が 少なくなります。
後期高齢者医療制度の 仕事は、東京都の 区や 市、町、村が 作った 東京都後期高齢者医療広域連合がしています。保険の 手続きや 保険料を 集めることは 港区がしています。

【手続きする ところ】各総合支所区民課窓口サービス係

 

後期高齢者医療制度に 入る 人

港区に 住民登録をしている 75歳以上の人が 入ります。在留期間が 3カ月より 長い 外国人も 入ります。65歳から 74歳の 障害の ある 人で、東京都後期高齢者医療広域連合が 認めた 人も 入ることが できます。

生活保護を もらっている 人は 入ることが できません。
※東京都から 転出するときは、役所に 教えて ください。後期高齢者医療制度を やめる 手続きを します。新しく 住むところが 特別養護老人ホームなどのときは、後期高齢者医療制度を 使い続けることに なります。

 

病院で 払う お金の 割合

病院に 払う お金のうち、10%か 20%か 30%を 払って ください。払う お金の 割合は、前の 年の 収入で 決まります。

 

保険料の 決め方

後期高齢者医療制度の 保険料は 次の 1と 2が あります。

  1. 保険に 入っている 全員の人が 払う「均等割額」
  2. 収入によって 金額が 違う「所得割額」

 

保険料を 払う 方法

年金から 保険料の 分を 引いて 払います。 

※1年間に もらう 年金が 18万円より 少ないとき、または 介護保険と 後期高齢者医療を 合わせた 保険料が 年金の 半分より 多いときは、納付書を 使って 払うか、口座振替で 払って ください。

 

高額療養費(病院に お金を たくさん 払ったとき)

1カ月に 払った 病院の お金が 決まった 金額を こえたときは 高額療養費の 手続きをして ください。決まった 金額を こえた 分が 戻って きます。

 

病院の お金を 全部 自分で 払ったとき

病院に 保険証を 出すことができなかったとき、お医者さんが 言ったので コルセットなどを 作ったときは、全部の お金を 払います。あとから 手続きをして 港区が 認めたら、保険で 払う 分の お金が 戻ってきます。 

 

高額介護合算療養費(病気や 介護で お金を たくさん 払った とき)

同じ 家庭で、1年間(8月1日から 次の 年の 7月31日まで)に 払った 後期高齢者医療と 介護保険の お金が 決まった 金額をこえたときは 高額介護合算療養費の 手続きをして ください。決まった 金額を こえた 分の お金が 戻って きます。

 

葬祭費(死んだとき)

後期高齢者医療制度に 入っている 人が 死んだとき、お葬式を した人は 7万円を もらうことが できます。

 

聞く ところ:国保年金課高齢者医療係 電話番号 03-3578-2654~2659