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更新日:2021年7月13日

高輪地区の地域情報紙(最新号)

高輪地区地域情報紙「みなとっぷ」第44号

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 マンション防災活動の秘訣~顔がみえる地域コミュニティ~

増加するマンション居住者

高輪地区では多くの方がマンションに居住しており、今後、マンション居住者がますます増えていく事が予想されます。一方、防災への関心の高まりの中で、「マンションの防災に関心はあるけれど、どんなことをしたらいいのか分からない」という声も聞かれます。

そこで今回は、三田のマンションで防災委員会の委員長を務めている、久保井千勢(くぼい ちせ)さんにお話を伺いました。

「このマンションには、備蓄がないから危ない。」

久保井さんがマンション防災を始めたきっかけは、警備員さんの言葉でした。

「警備員さんは居住者のことをよくご存じで、理事会にも防災訓練にも協力的。居住者の信頼も厚い方でした。その言葉に危機感を持った理事さんが、理事会メンバーに働きかけたところ、賛同してくれる理事も多く、防災委員会設置に向けて動き出しました。防災委員会設置に向けては『居住者全員でつくる防災』『居住者全員が防災ボランティア』と考え、過去の防災訓練参加率の高かった居住者を中心に、分譲・賃貸に関わらず広く居住者に声をかけていきました。そして『防災に関心がある人』『職場とマンションが近い人』『家族を守りたいお母さん』『地域貢献したい人』『顔見知りを作りたい人』などが集まり、平成28(2016)年3月、防災委員会(男性6名、女性6名)がスタート。その後もポスター掲示をして常に委員を募集しています。」

多様な居住者が強み

takanawa01-02.png「初年度は他のマンションでの成功事例を集めて考えました。安否確認カード・要支援者リスト・居住者向けや防災委員向けマニュアルなどを作成。役割分担は自分のやりたいことを自己申告する手上げ方式で、組織づくりにも取り組みました。地震発生時のとっさの対処法や、家庭の備蓄方法を分かりやすくまとめて配布するなどの啓発活動も。活動していくと、医療や介護の他、様々な専門知識や技能を持つ多様な居住者がいることが判り、これはこのマンションの強みだと思いました。例えば、英語の得意な方が英語版の防災チラシを作ってくださいました。」

顔が見えるご近所関係づくり

以前から防災訓練は行われていましたが「顔が見える関係を築きたい」と考えて、子どもから大人まで楽しめるワークショップ形式の訓練や、備品の発電機やテントを実際に使う体験型訓練なども実施。毎月集会室で行う「みんなのカフェ」では、居住者による手話の講義や、非常食を作って食べる会などを開催。七夕など季節に合わせたイベントを通して、家族ぐるみの親睦を深めていく活動も展開しています。

「今では、居住者同士で挨拶が交わされることは、ごく自然なことになりました。」居住者同士の挨拶率が高くなっただけでなく、防災委員になってくれた方、防災士の資格を取得した方、「コミュニティが充実していて安心」と賃貸から分譲に切り替える方、資産価値の向上など嬉しい変化が起きています。

100%の1人より、30%の人が3人

近隣マンションとの連携防災訓練も行われるまでに発展している活動の成功の秘訣を伺ってみました。

「マンション管理やマンション防災をサポートしてくれる『組合員以上理事未満』の居住者の数を増やすことがマンション防災の肝です。防災というと『すべて参加できる人・すべて出来る人=100%の人』と考えがちですが、なかなかそういう人はいないですよね。でも、足りないものを補い合える30%ぐらいの人が3人いたら、100%以上になると思います。深く狭い少人数より、浅く広い大人数で防災活動を行う方が、いざというときに助け合えると感じています。また、自分のマンションに足りない部分は、他の成功事例を真似てアレンジしていくのが成功への近道です。年齢や性別、経験を越えて、多様な人たちの価値観を受け入れる寛容さを持っていることもとても大切ですね。」

首都直下でマグニチュード7程度の地震の30年以内発生確率は70%程度と言われています。近年では、豪雨災害も頻発しています。

今できることから始めてみる―。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、自宅滞在時間が増えた人も多い時代です。家庭での防災活動(備蓄・家具転倒防止対策など)に加えて、お住まいのマンション防災について、ご近所様と今できることから「新しいこと」を始めてみませんか。

(担当/佐々木、小林、平尾、安藤、池井戸、玉城、吉村)

三田シティハウス概要

みなと BOUSAI 女子会 とは

資格取得後3年以内の女性防災士が、自信を持って地域活動に参加するためのステップとして企画運営。

「私にもできるかも?」という自信を循環させることで港区の防災への貢献を目指して活動中。

久保井千勢(くぼい ちせ)さん

三田シティハウス防災委員会委員長。みなとBOUSAI女子会リーダー。防災士。

 地域からの情報発信 須佐 直人(すさ なおと)さんに聞く
地域の素顔が伝わる情報を足で稼ぐことが基本

白金タイムズを始めたきっかけを教えてください

takanawa02-02.png私は平成11(1999)年に白金に引っ越して来て、自宅でデザインの仕事をしていました。そこで、白金に住んでいるという話をお客様にすると”シロガネーゼ””高級住宅街”と言われることがとても多かったのですが、子育てがしやすく近場の方も凄く親しくしてくれる下町感覚な部分が白金にもあるということを周囲にも分かって欲しいという想いがありました。そこで、ウェブサイトの仕事をしていることを活かして情報発信をしていこうと思ったのがきっかけです。

どのように情報を集めていますか

takanawa02-01.png最初は自転車で掲示板を見てまわっていました。町会・自治会の小さなイベントを取り上げていくうちに、リアルな街の様子を伝えることに魅力を感じるようになりました。さらに、活動を通じて出会った人にインタビューをすることで取材の幅を広げていきました。おかげさまで取材・撮影依頼がくるようにもなりました。

反響はいかがですか

多くの人が知っている情報ではなく、自分の足で集めた情報を基に記事を作成しているため、地域の人に興味をもってもらえます。

以前、小学校が廃校になる時に校舎のお別れ会に行き、その時の写真を掲載すると、「いいね」や「懐かしい」といったコメントが多く寄せられました。

これから新たに挑戦したいことはありますか

今後は活動範囲を広げるとともに、音や映像で街の様子を伝える「動画」での発信にも力を入れていく予定です。

地域に特化した情報発信ありのままの白金を紹介

情報発信の重要性が増している中で、白金地区に特化してSNSで情報の提供を行っているのが「白金タイムズ」。平成26(2014)年6月に開始され、白金エリアの商店街イベント、店舗、地域の祭りなどを随時紹介している。創設者で現在も代表者である須佐直人さんが、本業であるウェブデザイナーの経験を生かして、取材・撮影・原稿作成・ホームページへのアップロードの全てをボランティアとして行い、見やすいサイトを作成している。さらに記事は、お店やイベントの紹介だけでなく、須佐さんご自身が気になった”地域の活動”や”白金地域にお住いの方々の様子”を取材したものを記事にしている。白金タイムズは「白金の声」が聞こえてくるようなとても地域に寄り添った温かいサイトと評価されている。

(担当/野口、小泉、平尾、阿部、佐々木、本城)

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所属課室:高輪地区総合支所協働推進課地区政策担当

電話番号:03-5421-7123