更新日:2026年7月31日
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目次
契約事務における予定価格の誤入力等への対応と今後の改善策について
契約管財課が実施した入札において、予定価格の誤入力と、その後の対応の不備等により、入札で混乱を招く事案がありました。
区では、応札事業者に対して経緯の説明と謝罪をするとともに、今回の事案を再び発生させないよう契約事務の適正化に向けた対応を一層強化してまいります。
対象の入札件名
「港区高潮浸水ハザードマップ」「港区浸水ハザードマップ(洪水・雨水出水)」の印刷
経緯等
令和8年7月15日に実施した開札において、予定価格の誤入力(本来よりも低い金額を設定していたこと)が判明し、複数の事業者による応札があった入札を不調としました。本件は正しい予定価格を入力していれば、予定価格以外に入札条件等に誤りはなく、落札者を決定できる状況でした。
また、誤入力が判明した場合の具体的な対応手順を課内で整備しておらず、当日は、上司が不在であった中、担当者が上司の判断を仰がずこれまでの事例を参考に、応札事業者に対し、入札を不調とし最低価格を提示した事業者との随意契約に切り替えることを説明しました。
その結果、契約方法の変更に関する説明が、応札事業者にとって分かりづらく、入札手続きに混乱を招きました。
原因
(1)予定価格の確認体制
本件契約は、複数の課の事業にまたがる契約であり、それぞれの予定価格を合算して入札用の予定価格を入力すべきでしたが、1つの課の予定価格のみを入力してしまいました。
そして、複数職員による契約内容を踏まえた確認も十分に行われませんでした。
(2)組織的な対応手順
本件においては、速やかに組織として情報を共有し、課長・係長を交え組織的に対応方針を検討した上で、応札事業者への説明を行う必要がありました。しかし、そのプロセスを経ずに担当者の判断により事業者への説明を行いました。そして、課内でもこうした場合の対応手順が未整備でした。
対応
応札事業者に対し、謝罪と経緯の説明を行いました。また、本件については、応札事業者がすべての応札価格を把握できる状況となっていることから、再度入札を行った場合の公平性や競争性への影響を踏まえ、7 月 23 日に実施した港区業者選定委員会で審議の上、最低価格を提示した事業者との随意契約の締結を決定し、現在契約の手続きを進めています。
今後の改善策
(1)誤入力を防ぐ取組
入力後の確認漏れをなくすため、確認項目の明確化と複数職員による確認を徹底します。
また、業務プロセスの見直しなど、誤入力を未然に防ぐ方策を検討します。
(2)誤入力判明時の対応
緊急時においても担当者一人の判断に委ねることなく、上司へ確実に連絡し、報告する体制を確立するほか、入札不調や随意契約に係る判断基準などの対応手順を作成し、適正な内部手続を経た上で事業者への説明を行うよう運用を徹底します。
(3)職員研修による組織的な対応の徹底
再発防止策の実効性を高めるため、(2)で作成した対応手順を活用し、職員に対し研修を行い周知・徹底します。
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