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更新日:2025年4月9日
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令和6年度各種講座・教室の実施報告
第5回親子消費者教室:令和7年3月22日(土曜日)
お買い物体験教室
内容
5歳から小学4年生とその保護者を対象に「お買い物体験教室」を開催しました。
おもちゃのお金350円を資金として、異なる価格の商品を組み合わせて、資金の範囲内で計画的に買い物をしてもらい、買った商品は景品として持ち帰ってもらいました。
返品・交換は不可、余ったお金は「貯金箱」に入れてもらうルールです。皆さん、欲しいものとその価格をよく考えてお買い物をしていました。
参加者の感想
- 最近は、バーコード決済やパスモ、クレジットカードなど、現金を使わない事が増えていました。子供のお教室でも、お金を使っての買い物を学ぶお授業などがあります。決められた金額の中で、何が欲しいのか何が買えるのかを考えてお買い物に参加しており、素敵な経験が出来たと嬉しく思っております。ありがとうございました。また、貯金の利息で頂いた鉛筆がとても嬉しかったと話しておりました。
- 普段なかなかお買い物の練習が出来るお店がなく、今回はとても良い機会でした。子供もとても楽しかったようです。ありがとうございました。
- おカネに関するこども向けの講座などもあればよいと思います。
第2回移動消費者教室:令和7年1月23日(木曜日)
日本銀行見学
内容
昨年10月に実施した第1回で150人を超える多数の応募を頂いたため、区民の皆様の要望に応え第2回(午前・午後)を企画しました。
日本銀行主催の本店の見学ツアーに参加。重要文化財の本館は建物も美しく、見ごたえ十分でした。
始めに10分ほど動画によるレクチャーを受け日銀の役割を学んだ後、本店内部を見学しました。
廊下の歴代日銀総裁の肖像画には、渋沢栄一の孫、第16代総裁の渋沢敬三の顔も。
敬三の肖像画は戦後の焼野原をバックに描かれ、歴史を感じさせてくれました。
中庭、地下金庫の展示や旧営業所は写真撮影可で、みな熱心にシャッターを押していました。
また、貨幣の歴史が学べる貨幣博物館も併せて見学される方も多数いらっしゃいました。
日本銀行本館入口
日銀のシンボル キーストーン双獅子頭
辰野金吾設計の本館 中庭より
往時を偲ぶ中庭の馬の水飲み場
地下金庫
一千億円分のお札、一億円の重さ体験(いずれも模擬券)など展示多数
展示室の壁には、フラッシュで浮かび上がる新紙幣のデザイン
新紙幣のスタンプ
旧営業所
記念スタンプ
おみやげは
傷んで使用できなくなったお札の一部
参加者の感想
- 貴重な体験ができました
- 建造物が素敵でした
- 大変興味深く勉強になりました
- 無料でとても有意義な経験ができました
- 説明もわかりやすく時間も丁度良かったです
- とてもよいお話、ためになることを教えて頂きました
- 昔の様子が説明により、よりよく理解でき、また一億円の重さを体験でき感謝しております
- また企画をお願いいたします
令和6年度 第2回・第3回一日消費者教室を12月14日(土曜日)・16日(月曜日)に開催しました。
第2回:ネットショッピングと危ないサイトを学ぼう!
疑似体験 NACS ショッピングサイト 疑似体験 NACS 危ないサイトご注意
内容と参加者の感想
内容
1.操作方法や注意事項の説明を受けながら、スマホを使い練習用のネットショッピングサイトで商品の購入を体験
(1)会員登録からサイトにログイン
- 全角・半角・ひらがな・カタカナ・漢字変換と大文字・小文字で英数文字を正しく入力
- IDとパスワードを適正に記録・管理
- 注文内容の確認・記録
- 返品条項、解約条件、販売会社の住所、連絡先等の確認とスクリーンショット撮影
(2)支払方法入力
- クレジットカード、代金引換等方法の選択と詳細入力
(3)申込
- 購入完了画面の確認
2.偽のショッピングサイト等危ないサイトの特徴の説明を受け、実際に確認
(1)SNS等の甘い広告に飛びつかない、急な条件変更にも注意
(2)表示されていることをうのみにしない批判的な眼
(3)サイトの支払い手段、特に個人口座への振込は要注意
(4)販売会社の実在の確認も必要
(5)振り込み後はお金が返らないと心して、返金の連絡は二次被害の可能性
参加者の感想
- ネットショッピングはますます慎重にやりたい。
- 上手くネットショッピングを利用できるよう気をつけたい。ネットで申込ができ、土曜日の設定で参加できた。
- 今回の学びを活かしネットショッピングを拡大して慣れていこうと思った。
第3回:クイズと事例で学ぶ法律知識!
クイズ 契約の基礎知識 クイズ 特定商取引法
内容と参加者の感想
内容
1.契約についてクイズと解説
- 消費者契約、契約の成立時期、契約の解除について
2.消費者トラブルの相談事例に基づき関連法令の解説とクイズ
(1)特定商取引法の7つの類型とクーリングオフの解説
(2)割賦販売法の支払い停止の抗弁権
3.製品安全と製造物責任法に関する事例の解説とクイズ
参加者の感想
- 2年前に検定講座に参加し、試験勉強をしたが、今回クイズを間違えた。時々学習が必要であると再認識した。
- 話は分かりやすくて、とても勉強になりました。内容が広範囲すぎたので、具体的な事例に絞った話を聞きたい。
- 各種アプリやSNSサービスとの連携のしくみと危険性について講座を開いてほしい。
第1回表示の見方教室:令和6年11月8日(金曜日)
表示はヘルスケアの味方!栄養成分表示活用術~実習を交えて解説します~
内容
みなと保健所生活衛生課食品栄養表示担当職員に講師・助手をお願いし、「カロリーひかえめ」「シュガーレス」「砂糖不使用」「カロリー30%オフ」などの意味や、糖質・糖類について栄養成分表示のどこを見ればわかるか、ヘルスケアに役立つ表示の見方について学びました。実際に、市販の6種類の飲料を試飲し、ドライイーストや糖度計を用いて糖類の量を比べる実験を行い、表示を確認しました。
11月は糖尿病予防月間でもあり、みなさんたいへん熱心に聞き入っていました。
6種類の飲料を試飲して甘さを比較しました。
デジタル糖度計で糖度を測定しました。
飲料をイースト菌で発酵させて糖類の量を比較しました。
参加者の感想
- 栄養成分表はわからないで片付けていたが身近になった
- 糖類について具体的に知ることが出来ました
- 実験もあり楽しかったです
- 栄養成分表示の見方がわかったので商品を購入するとき意識したいと思います
- 大変参考になりました。今後気をつけたいと思います
などの声が寄せられました。
第1回移動消費者教室:令和6年10月22日(火曜日)
日本銀行見学 貨幣博物館&日銀本館
内容
貨幣博物館(自由見学)では、貝殻、お米、大判・小判、藩札、日本銀行券へ至るお金の歴史を学びました。
日本銀行本館・本店見学では、日銀の3つの役割1.お札の発行 2.物価の安定 3.金融システムの安定などを学びました。
本館は国の重要文化財でもあり、ドームや柱、壁の装飾が美しく、廊下には歴代日銀総裁の肖像画がありました。
スカイツリー2つ分の重さを支える免震構造も見学しました。
地下金庫では巨大な扉や、1千億円分の模擬券や、使えなくなったお札を選別する自動監査機などを見学しました。
地下金庫の総重量25tの米国製の扉(写真は地下金庫内のタペストリー)
一千億円分のお札(模擬券)
地下金庫の様々な展示
一億円の重さ体験
かつてあった営業所の様子
参加者の感想
- 「良い体験でした」
- 「大変有意義な時間を過ごすことができました」
- 「事前郵送の案内パンフレットが詳しくて良かった」
などの感想が寄せられました。みなさまそれぞれ、展示解説に熱心に聞き入り、地下金庫など、撮影が許可されたスペースでは熱心にシャッターを押していました。
第4回子ども消費者教室:令和6年8月23日(金曜日)
色の不思議を学ぶ実験教室
内容
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社の嶋先生から、かき氷メロンシロップ(着色料)や黒ペンが、複数の色でできていることをペーパークロマトのしくみを使って学びました。そのしくみを応用して、水性ペンと吸水紙でカラフルなちょうちょや花を作り、親子で実験を楽しみました。
参加者の感想
満席の会場からは「わ~!きれい~」など歓声上がり、
- 今日はとても楽のしかった。
- 自由研究にもできる。
- 夏休みのイベントにぴったり。
- 子供の興味がわく内容で楽しかった。
- とても丁寧に説明いただきました。
などの声が寄せられました。
令和6年度 第1回・第2回夏休み子ども消費者教室:7月31日(水曜日)
第1回:レモン電池を作ろう!
内容
- 電気に関する正しい使い方と製品事故、節電の方法に関して、映像を交えて講義
- 亜鉛版と銅板の間にレモンを挟み、化学反応で電気を発生させ、オルゴールを実際に鳴らす。
感想(抜粋)
- 大変分かり易く、子どもが興味を持って取り組めた。
- 電気は目に見えないため、家庭で教えることが難しく、子どもに可視化した授業は助かった。
- 親子で楽しめました。ほかの果物・野菜でも試してみたい。
第2回:クリップモーターを作ろう!
内容
- 電気に関する正しい使い方と製品事故、節電の方法に関して、映像を交えて講義
- コイルを巻いた軸に乾電池で電気を流し、磁力を発生させ、磁石との反発で軸を回し、クリップモータを作る。
感想(抜粋)
- 実験とビデオが楽しかった。モーターを作ることができたのが良かった。
- 今日の授業は分かり易くて、モーターが回ったのがうれしかった。
- フレミング(の法則)がわかりました。
第3回子ども消費者教室:令和6年8月8日(木曜日)、9日(金曜日)
添加物と微生物の実験教室
内容
みなと保健所生活衛生課 衛生試験所の職員を講師に迎え、実際の検査でも使われている方法でお菓子から添加物(合成着色料)を抽出する実験、手洗い実習、微生物や手のしわの拡大観察、カラフルな人工イクラ作りを行いました。
実験に参加してくれた子どもたちには「みなとキッズラボ隊員証」が授与されました。
参加者の感想
8日、9日とも盛況で、参加者からは、
- 食べ物の成分表に着色料が書いてあるのを始めて知って勉強になりました。
- 添加物は使っていいものに量のルールがあることがわかった。
- 人工イクラはこういうふうに作るんだと思いました。
- 説明もていねいで子どもにもわかりやすく説明していただきました。
などの声が寄せられました。
第1回一日消費者教室:6月14日(金曜日)午前10時~12時/午後2時~4時
専門家に聞く!食べ比べて知るチーズの話
内容
世界最大のチーズコンテストWorld Cheese Awardsの審査員でもある梶田泉講師から、プロセスチーズ、ナチュラルチーズ、チーズフードの定義や、ラベル表示から読み取るチーズの特徴、栄養成分表示で確認できる脂質や塩分の量、加熱・未加熱の長所と短所、添加物表示の見方や安全性などについて講義いただきました。
また、プロセスチーズとナチュラルチーズ、3種のカマンベールチーズなど、様々なチーズを食べ比べて理解を深めました。
参加者の感想
2時間たっぷりの講義でしたが、参加者からは、
- 説明が上手で分かりやすく時間を感じさせない素晴らしい講義
- 試食があってチーズの違いがわかった
- 栄養成分表示をよく見ながら好みの味を見つけてみようと思った
- ラベル表示や添加物などチーズにまつわる様々な話を伺うことができて大変面白かった
- とても面白かった。これからチーズを買うときに表示を見ながら購入したい
- 疑問に思っていた日本製チーズの種類について説明をもらえて満足した
- ナチュラルチーズ・プロセスチーズの基本からよくわかった
- 栄養成分表示を見ながら健康を考えて購入していきたい
- 複雑な質問にも丁寧に答えてくれた
- 先生のお話でチーズの味に深みが増した気がしています
- また、こうした機会があれば参加したい
などの声が寄せられました。
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