運動処方入門-自己の基礎体力を把握しよう-

5月18日（水曜）2時限：森田恭光・黒川貞生・杉崎範英・土屋陽祐

我々が健康を維持するために運動を安全で効果的に実施するためには自己の健康・体力に応じた「運動処方」を実施することが重要となります。今回は、運動処方入門編として、運動処方の作成に必要な体力測定の意義と各測定を安全に行うための方法論・評価についての講義と実技、および、受講者が地域において体力測定を指導・実施する際の準備と安全管理について講義を行いました。

今回の測定は文部科学省が推奨している「新体力テスト」に準じて実施しました。

測定においては、日常生活活動、健康状況質問紙を事前に記入していただき受講生の健康状況を把握した上で行いました。また、コロナ対策として、マスクの着用、手のアルコール消毒、測定器具の消毒、フィジカル・ディスタンス、フロアー内の換気等を施し実施しました。各測定は20～64歳と65歳以上のグループに分かれて実施し、各グループとも熱心に受講され健康づくりにおける体力測定の意義と実施方法、測定の記録と評価方法について理解が深まったものと思われます。