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本講義では、ユニバーサルデザイン、福祉機器をキーワードに講義を行いました。障害の有無や年齢にかかわらず、機器、環境、情報、制度などに対するアクセシビリティを確保することが求められており、その方法の一つとして誰もが利用できるように設計しておくユニバーサルデザインがあること、一方、装具や車いすを例とした福祉機器では個々の体型や能力に合わせた設計にしておくことも重要であることを説明しました。車いすに関しては、サイズや車軸位置など構造が個人に合っていないと姿勢の崩れを生じたり、こぎにくくなったりすることを、研究で開発中のシミュレーションシステムを使用して説明しました。ユニバーサルデザインに関連しては、その基本的な考え方を説明し、文房具類、おもちゃ、容器類など共用品と呼ばれる機器を、また視覚障害者対応機器の例としては、体温計、方位計など、音声を発して教えてくれる機器を持参し紹介させていただきました。この講義をきっかけとして、ユニバーサルデザインや福祉機器に関して、少しでも関心を高めていただけたならば幸いです。
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