ここから本文です。
平成19年度より、地球温暖化対策の一環として港区とあきる野市の交流事業『みなと区民の森づくり』がスタートしました。港区があきる野市から約22ヘクタールの市有林を借り受け、長く手つかずだった森を整備し、二酸化炭素(CO2)の吸収林としてよみがえらせています。
また、みなと区民の森は、区民の皆さんの自然観察・環境学習の拠点としても利用されています。
みなと区民の森づくりについて、歴史等をまとめた動画を公開中(約10分)
東京都あきる野市戸倉字刈寄谷(とくらあざかりよせだに)
契約期間 | 借り受け面積 |
---|---|
平成19年5月1日~平成29年3月31日 | 約20ヘクタール |
平成29年4月1日~令和9年3月31日 | 約22ヘクタール(2ヘクタールの追加) |
樹木の生長に伴って森林が込み合ってくると、森の中に十分な光が入らず、樹木同士がお互いの成長を妨げてしまいます。一定の樹木を伐採・間伐することによって、樹木が元気に育つほか、下層の植生が豊かになり、土壌の流出防止や生物の多様性につながります。また、樹木や下層の植物が元気に育つ過程で、二酸化炭素の吸収・固定も促進されます。
間伐前のみなと区民の森
間伐後のみなと区民の森
間伐作業の様子
整備の段階で発生した間伐材は、幼稚園や小中学校、エコプラザなどの区有施設の内装材や家具のほか、保育園の遊具や公園の維持管理材料など、区の様々な事業で活用しています。
間伐材で作られた椅子
間伐材を使用したエコプラザの内装
【平成19年度】みなと区民の森自然環境調査報告書(PDF:3,359KB)
みなと区民の森では、森の動植物の観察や自然とのふれあいを通じて、自然の大切さを学ぶことができます。
環境課では年間を通じて、その時々の気候や森の状況に応じた様々な環境学習を計画し、一般公募により参加者を募集しています。詳しくはあきる野環境学習のページをご覧ください。
みなと区民の森内にある環境学習施設は、植樹や間伐、生物多様性についてなど、様々な環境学習のために利用しています。
施設の電力をまかなう太陽光発電システムや、微生物の働きでし尿を分解・処理するバイオマストイレを設置するなど、環境に配慮した設備となっています。
みなと区民の森環境学習施設
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
所属課室:環境リサイクル支援部環境課地球環境係
電話番号:03-3578-2111(2496~2498)
ファックス番号:03-3578-2489
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。