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サバ、サンマ、サケ、スルメイカなどの魚介類にはアニサキスという寄生虫がいることがあります。アニサキスが体内に入ると胃や腸に侵入し、激しい腹痛などの食中毒の症状を引き起こすことがあります。
魚介類の低温流通システムが発達したことやアニサキスが広く知られるようになったことから、アニサキスによる食中毒件数が増えています。令和4年に東京都内で発生した食中毒は104件でしたが、そのうち62件はアニサキスによるものでした。
アニサキス虫体 サバの内臓に寄生するアニサキス
食後数時間から十数時間で、激しい腹痛が起きます。吐き気、おう吐、じんましんなどの症状を伴うこともあります。発症者の多くが食べてから8時間以内に症状が出ています。
アニサキスによる食中毒を防ぐために、魚介類を生で食べる時には以下の点に注意しましょう。
※通常の料理で使用する程度の食酢やわさび、しょうゆではアニサキスは死にません。サバ(しめさばを含む)、サケ、サンマなどが原因食品のアニサキス食中毒が多発しています。
【酢の中で動くアニサキス】の動画はこちらをご覧ください。(外部サイトへリンク)
詳しくは以下のチラシをご参照ください。
厚生労働省チラシ「アニサキスによる食中毒を予防しましょう(事業者向け)」(PDF:166KB)
農林水産省チラシ「海の幸を楽しむために~アニサキス症の予防~」(PDF:557KB)
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所属課室:みなと保健所生活衛生課食品安全推進担当
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